博物館

トロント(3)バータ靴博物館

バータ靴博物館という、トロント大学の近くにある靴専門の博物館に行ってきた。 こんな内装。 展示室。 いろいろな靴が揃っている。 日本の神道で使う靴。 アシャンティ人の黄金の靴。 マーガレット・アトウッドの靴。 19世紀のファッションの危険性について…

ミステリー文学資料館

池袋の光文社にあるミステリー文学資料館に行ってきた。「島田一男、大藪春彦、山村美紗 ── 没後20年展」という展覧会をやっており、この3人の原稿などを展示している。ちなみに大藪春彦はハンティングが趣味でバッファローを43頭も撃ったらしく、これは今な…

「沙翁復興 ― 逍遙からNINAGAWAまで」

やっと早稲田の演劇博物館で 「沙翁復興 ― 逍遙からNINAGAWAまで」を見てきた。 私も少しだけ翻訳を手伝った展覧会で、とくに昔の台詞朗読音源など面白いものがけっこうある。無料だし是非どうぞ。

「早稲田大学演劇博物館 シェイクスピア没後400年記念特別展 沙翁復興 ― 逍遙からNINAGAWAまで」のお手伝いをしました

早稲田大学演劇博物館で10/14からはじまる「シェイクスピア没後400年記念特別展 沙翁復興 ― 逍遙からNINAGAWAまで」展で、マイケル・ドブソンの寄稿文翻訳を担当しました。無料なので是非足を運んでみてください。

明星大学シェイクスピア没後400年記念特別展「シェイクスピアこそ人生だ。」

明星大学でシェイクスピア没後400年記念特別展「シェイクスピアこそ人生だ。」を見てきた。 シェイクスピアがお出迎え。 展示内容は一部屋だけなのだが、おなじみのフォリオなどの他、坪内逍遙の自筆原稿などもある(これがかなり面白い)。シェイクスピア水も…

ビュート島(2)マウント・スチュアート・ハウスのファースト・フォリオ特別公開

さてさて、今回グラスゴーにやってきたおめあてであるマウント・スチュアート・ハウスのファースト・フォリオ特別公開に向かう。ロスシーの港からバスに乗ってしばらくするとマウント・スチュアートの地所に到着。 しかしながらこのマウント・スチュアートの…

オクスフォード大学"Shakespeare's Dead"展

さて、ブレナム宮殿は実はオクスフォード大学の図書館でやっていた"Shakespeare's Dead"(「シェイクスピアは死んだ」)展を見るののついでであった。 まずはフォリオがお出迎え。 基本的にシェイクスピア劇における死なんかをテーマに関連文書を展示している…

ブレナム宮殿

ブレナム宮殿に行ってきた。ここはモールバラ公爵家の屋敷でけっこう辺鄙なところにある。私は博論でブレナム文書を使ったので(公刊されてるやつ)一度来てみたいと思っており、やっと訪問できた。 世界遺産になっており、大変立派なお屋敷である。 お屋敷の…

アプスリー・ハウスとワーテルロー展

ワーテルローの戦いでナポレオンを破った軍人であるウェリントン公爵アーサー・ウェルズリーが住んでいたアプスリー・ハウスに行ってきた。 中は撮影禁止だが、かなり豪華な屋敷である。ワーテルローの勝利を記念して開く晩餐会の部屋などはたいへん豪奢なも…

ウィンザー城のシェイクスピア展

ウィンザー城で王室のシェイクスピアコレクションが公開されるということで、ウィンザーに行ってきた。 ウィンザーはこんな街である。 ギルドホール。 教会。 街の真ん中にお城がある。11世紀からこのかた、何度か包囲などされつつ、現在まで人が住み続けて…

ブリティッシュ・ライブラリー'Shakespeare in Ten Acts' & 'Punk 1976-78'

ブリティッシュ・ライブラリ−で'Shakespeare in Ten Acts'(「十幕で語るシェイクスピア」)と'Punk 1976-78'(「パンク 1976-78年」)を見て来た。 'Shakespeare in Ten Acts'はシェイクスピアの没後400周年記念ということでかなり気合いが入っており、BLが持っ…

ヘンリー・イン・アーデンのアイスクリーム

日曜日の午後はヘンリー・イン・アーデンに行ってきた。ストラットフォード・アポン・エイヴォンに近い小さな町で、こんな感じの街並みである。アイスクリームが名物として有名だ。 ?! ギルドホール。 ウォリックシャの熊の紋章。 教会。 教会にいたお友達…

ケニルワース城

さて、バーミンガム2日目はバーミンガム大学の図書館に行こうと思っていたのだが、見たい資料がバーミンガム大じゃなく翌日から行くことになっているシェイクスピア・インスティテュートにあるということで行く必要がなくなってしまい、あいてしまった。そこ…

バーミンガム(2)ウィンターボーン+夕ご飯

バーミンガム図書館でおめあての展示を見た後、午後からバーミンガム大学にある古民家、ウィンターボーンに行ってきた。 1903年に地元のお金持ちであるネトルフィールド家が建てた家で、エドワーディアンなアーツ・アンド・クラフツスタイル。 中にもいろい…

レスター(3)ニューウォーク博物館のレスター・シティ特設展とまちあるき

レスターには他にもいろいろ史跡があり、充実したまちあるきができる。 これはギルドホール。 ギルドホールの庭から大聖堂方面を見たところ。 街の真ん中にある時計台。 レスターマーケット。 タウンホールの前の噴水でひとやすみ。 これは「ユダヤの壁」と…

レスター(2)レスター城周辺とニューアークハウス博物館

お目当てだったリチャード三世関係の史跡は午前中でけっこう見終わったので、レスター城のほうに行ってみた。 これはレスター城の入るところに残っている門。今はデ・モンフォート大学がある。 セント・メアリー・デ・カストロ教会。 レスター城の庭。お城の…

レスター(1)リチャード三世ビジターセンターとレスター大聖堂

夜にヒースローに到着し、翌朝早くにレスターに移動。まずはレスターに来た目的であるリチャード三世ビジターセンターへ。2012年にここにあった駐車場からリチャード三世の遺体と思しき人骨が発見されたことを記念して作られた博物館である。 最初のコーナー…

ボストン(5)MIT科学博物館

MITをうろついてきた。 なんだかよくわからないイカれた建物。私の前にいた待ち合わせの人が「今クレイジービルディングの前にいるんだけど」と携帯でしゃべってた。 カルダーの大きい帆の彫刻と、それにぶらさがるエリン。 MIT博物館。テーマ毎にいろいろな…

アシュランド(2)サイエンスワークス博物館

ひどい時差ボケで眠くてたまらないのだが、太陽を浴びて歩かないと時差ボケが治らないと思い、南オレゴン大学の近くにあるサイエンスワークス博物館に行ってみた。 クマの彫刻がお出迎え。 中はこんな感じ。子ども向けである。 音とか光関係の展示がかなり充…

展示方法に不満〜ラフォーレ原宿「魔女の秘密」展

ラフォーレ原宿で「魔女の秘密」展を見てきた。とにかく展示がすごい激込みでゆっくり見るどころじゃなかったのだが、内容はかなりショボかった。 展示されているものじたいはけっこう良いものもあり、絵とか写本のファクシミリ版とか彫刻とかなかなか面白い…

東博「クレオパトラとエジプトの王妃展」

東博で「クレオパトラとエジプトの王妃展」を見てきた。クレオパトラの他にハトシェプスト、ティイ、ネフェルトゥティなどのエジプトの権力ある女性たちを特集した展示で、女性史的な視点が面白いのはもちろん、よく保存された美術工芸品がたくさん見られる…

ヨークシャ(13)サースク、ジェームズ・ヘリオットの獣医学博物館

ヨークの郊外にサースクという小さな町があり、ここにも行ってきた。 けっこう辺鄙なところだが、ちゃんと町がある。 クリケットと馬のレースが人気らしい。 サースク博物館。無料のちっちゃい博物館である。 サースクのフリーメイソンについて。 ヨークシャ…

ヨークシャ(11)ヨーク鉄道博物館

ヨークには大きな鉄道博物館がある。しかも無料である。 大ホール展示室はこんな感じ。 とにかくデカい。 若干のマッドマックス感。 下に通路が撮っており、列車を線路側から見られる。 なんだかよくわからないボロいものだが、歴史的に貴重な史料なんだろう…

ヨークシャ(12)ヨークのまちあるき

古い城壁に囲まれ、川が流れているヨークは街並みも美しく、いろいろなところに見所があるのでまちあるきも楽しい。 城壁のすぐ外にあるバー・コンヴェント。ここに泊まったのだが、修道院を改装した宿でチャペルがついており、とてもかわいらしいところだ。…

ヨークシャ(9)ヨークの薔薇戦争関連展示、フィリッパ・ラングリー講演会

ヨークはヨーク家ゆかりの土地だということで薔薇戦争関係の展示がいろいろ充実している。 ヨーク博物館前の公園。 公園ではフクロウショーも。 中に入ると、中世の吟遊詩人の生演奏が! これはダルシマー。コールリッジの「クブラ・カーン」に出てくるヤツ…

ヨークシャ(10)ヨークキャッスル博物館とクリフォーズ・タワー

ヨークにはいろいろな博物館があるが、ヨーク博物館以外にヨークキャッスル博物館というものがある。 入ってすぐ、第一次世界大戦の展示が。 臭くて狭い塹壕。 この頃使われていた、ひっくり返すと顔が変わるリバーシブル人形。 戦争終結時のいろいろな人の…

ヨークシャ(5)リポンの法執行関連博物館〜裁判所、警察と監獄、ワークハウス(救貧作業所)

リポンには法執行関連の博物館が3つもある。まずはもともと裁判所だったという裁判所博物館を訪問。 昔の法廷を見学し、過去の裁判を再現したビデオも見ることがきる。 妻から逃げるため、流刑を目的に犯罪を犯した男についてのパネル。 警察・監獄博物館。 …

ヨークシャ(1)蒸気機関車に乗り、ブロンテの世界、ハワースへ

コーンウォールからヨークシャに移動した。ヨークシャではハロゲイトで行われるギルバート・アンド・サリヴァン・フェスティバルを取材するのが主目的なのだが、ハロゲイトは便利なところにあるため、近隣の文学関連史跡をけっこう訪れることができた。 まず…

コーンウォール(6)ヴィクトリア朝のインターネット、ポースカーノの電信博物館

ランズエンドからバスで15分くらいのところにポースカーノ(Porthcurno、すごく発音しにくい)というビーチがある。 海がすごくきれいなところなのだが、ここに電信博物館がある。 電信博物館の庭には、通信を想像させるような彫刻が。 中はこんな感じ。 ここ…

東京都博物館「大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史」

会期ギリギリで、東京都博物館の「大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史」展に行ってきた。古代から現在までいろいろな歴史的遺物でマテリアルカルチャーの歴史をたどるというコンセプトが面白く、また選ばれた物品も美しかったりデカかったり珍しかった…