図書館

日本からアメリカへ旅する本たち〜『書物の日米関係―リテラシー史に向けて』

和田敦彦『書物の日米関係―リテラシー史に向けて』(新曜社、2007)を読んだ。書物の日米関係―リテラシー史に向けてposted with amazlet at 14.03.09和田 敦彦 新曜社 売り上げランキング: 908,375Amazon.co.jpで詳細を見る 戦前から戦後くらいまで、日本から…

私もこういう研究を(ネットのおかげで)しています!〜佐滝剛弘『国史大辞典を予約した人々: 百年の星霜を経た本をめぐる物語』

佐滝剛弘『国史大辞典を予約した人々: 百年の星霜を経た本をめぐる物語』(勁草書房、2013)を読んだ。国史大辞典を予約した人々: 百年の星霜を経た本をめぐる物語posted with amazlet at 13.12.02佐滝 剛弘 勁草書房 売り上げランキング: 328,790Amazon.co.jp…

書誌学の基本書を読み直す〜Philip Gaskell, A New Introduction to Bibliography

書誌学の基本書をつまみ読みじゃなく通読し直す企画を個人的にやろうと思い、まずPhilip Gaskell, A New Introduction to Bibliography (Oak Knoll, 2000)を読んだ。A New Introduction to Bibliographyposted with amazlet at 13.11.17Philip Gaskell Oak K…

David Pearson, Books as History: The Importance of Books Beyond Their Texts

David Pearson, Books as History: The Importance of Books Beyond Their Texts (Oak Knoll Press, 2008)を読んだ。Books as History: The Importance of Books Beyond Their Textposted with amazlet at 13.11.11David Pearson Oak Knoll Pr Amazon.co.jp…

ひみつのエフェメラ天国〜銀座モダンアート「zine展3」

銀座モダンアートで「zine展3」を見てきた。 まずは銀座のギャラリービルとして有名な奥野ビルに初めて足を踏み入れる。 リフトが手動開閉式。ヨーロッパのボロアパートみたい。 空気が完全に昭和で、ほぼ全ての部屋に小さいギャラリーが入っている。壁には…

初期近代女性向け本を概観する便利な研究書〜Suzanne W. Hull, Chaste, Silent and Obedient: English Books for Women 1475-1640

Suzanne W. Hull, Chaste, Silent and Obedient: English Books for Women 1475-1640(Huntington Library Press, 1988)を読んだ。Chaste, Silent and Obedient: English Books for Women 1475-1640posted with amazlet at 13.09.10Suzanne W. Hull Huntingto…

アレッサンドロ・マルツォ・マーニョ『そのとき、本が生まれた』

アレッサンドロ・マルツォ・マーニョ『そのとき、本が生まれた』清水由貴子訳(柏書房、2013)を読んだ。 そのとき、本が生まれたposted with amazlet at 13.08.16アレッサンドロ・マルツォ マーニョ 柏書房 売り上げランキング: 167,221Amazon.co.jpで詳細を…

ロッテ・ヘリンガ『初期イングランド印刷史:キャクストンと後継者たち』

ロッテ・ヘリンガ『初期イングランド印刷史:キャクストンと後継者たち』(雄松堂、2013)を読んだ。初期イングランド印刷史posted with amazlet at 13.07.25ロッテ・ヘリンガ 雄松堂出版 売り上げランキング: 779,247Amazon.co.jpで詳細を見る 自社製品なので…

たいへん日本ふうなSFとしての『図書館戦争』

『図書館戦争』を見てきた。あまり期待していなかったのだが意外と面白かった。留学する前にわりと夢中になって原作を読んでいたのだが、映画で見て思ったのは、この作品は実に和製SFだということである。 まず、基本設定として図書館関係法規とメディア良化…

Early Printed Books as Material Objects

Bettina Wagner and Marcia Reed, eds., Early Printed Books as Material Objects: Proceeding of the Conference Organized by the Ifla Rare Books and Manuscripts Section Munich, 19-21 August 20 (IFLA Publications) (Walter de Gruyte, 2011)をだい…

ウィーナー図書館'Wit's End: The Satirical Cartoons of Stephen Roth'展〜反ナチス諷刺漫画の世界

ウィーナー図書館で'Wit's End: The Satirical Cartoons of Stephen Roth'展を見た。これはチェコのユダヤ系風刺漫画家で、第二次世界大戦中にイングランドでナチスをバカにする風刺漫画で名をあげたスティーヴン・ロスとその周辺の人々の業績を記念するもの…

デイヴィッド・ワインバーガー『知るには大きすぎて』(Too Big to Know)〜思想系ギークがウェブの時代の知識を考える

少し前にデイヴィッド・ワインバーガー『知るには大きすぎて:事実は事実ではなく、専門家はどこにでもいて、部屋で一番冴えてるヒトは部屋自体』(David Weinberger, Too Big to Know: Rethinking Knowledge Now That the Facts Aren't the Facts, Experts A…

UCL言語スピーチ研究所図書館&周辺の公園とセクシャルマイノリティ書店

UCLの言語スピーチ研究所図書館に初めていってきた。 ここはスピーチランゲージセラピーナショナル情報センターになっているらしい。 図書館自体はほんの一部屋。かなり小さい。 外にツリーが。 ここは非常にわかりにくいところにある。 すぐ側にある聖ジョ…

SOAS図書館

ロンドン大学東洋アフリカ研究所(SOAS)の図書館に行ってゆっくり写真をとってきたので、そちらをアップ。 よくある吹き抜け。 ううん…なんか、あまり面白みのない図書館である。 似たような図書館ならバーミンガムの市立中央図書館のほうが書架配置とかがわ…

Text and Trade: Book History Perspectives on Eighteenth-Century Literature学会

今日はText and Trade: Book History Perspectives on Eighteenth-Century Literature学会にいってきたのでツダってまとめた。Text and Trade: Book History Perspectives on Eighteenth-Century Literature まとめ

バーミンガム街歩き(1)ここはすごい!音楽資料が超充実!バーミンガム市立中央図書館

さて、学会前日、ストラットフォード=アポン=エイヴォンに泊まれる部屋がないということでバーミンガムに泊まることにしたので、早めに出かけてバーミンガムを散策。まずは美術館に行ったのだが、なんと入ってすぐ火災警報で全員緊急避難させられたため、…

リトルヴェニス訪問

本日はリトルヴェニスの友人宅を訪問。 お手製のお昼ご飯。グリークヨーグルトとトマトのチキンカレーが美味しい!! リトルヴェニス、お天気もよくなかなか風情がある。あまりヴェニスっぽくはないが… ウォーターハウスのブループラーク。アルマ・タデマや…

ブリュッセル一日目後半、ベルギー国立図書館〜メルカトルの展示やってた

さて、王立美術館を見終わった後はすぐ近くにある国立図書館へ。調査をしなくても国立図書館の特設展示だけはチェックする私です。 入り口。 展示室へ向かう。 おおおおお iPadと粘土板? 日本のものも。 角度を変えると絵がかわる最近はやりの展示。 無限本…

電子図書の欠点は本気出して装丁できないこと!セントブライドライブラリーにて、魅惑のブックバインディングの世界入門

今日は印刷・出版を専門とする珍しい研究図書館、セントブライドライブラリーを初めて訪問してジェニ・グレイによる講演"Designer Bookbinders: an Introduction to Contemporary Bookbinding"(デザイナー・ブックバインディングズ:現代装丁入門)をきいてき…

雨の日のBLのロッカールーム

雨の日の大英図書館(BL)のロッカールーム。 これは夕方だが、朝来た時はもっとカラフルな傘がたくさんロッカーの上にあった。

ロンドン女性図書館予算削減か、抗議署名を受付中

以前紹介したロンドン女性図書館の予算が大幅にカットされ、最悪の場合閉鎖もありうるという噂が流れているため、予算削減に抗議する署名を集めているそうです。Save the Women's Library at London Metropolitan University まだ噂の段階ですが、ここは女性…

古本をたずねて三千里〜アメリカ合衆国図書館調査ツアー総括

↓旅行中毎日きいていたCCRの"Travellin' Band" さて、やや時差ボケもおさまってきたので(いっこうに天然ボケはおさまらないのだが)本日はアメリカ合衆国図書館ツアーの総括。(1)図書館比較、(2)調査の結果、(3)大学巡り、(4)街の印象、(5)食物 の全五部から…

南カリフォルニア大学訪問〜フィルムスクールなど

さて、ユニヴァーサル・スタジオの後はアネンバーグスクールとフィルムスクールで有名な南カリフォルニア大学を訪問した。 広いキャンパス。 図書館は誰でも入れるのだが、こちらが一般図書館。 研究図書館。 ふつうの図書館と研究図書館のふたつがあるらし…

リトルトーキョー〜図書館が充実!

ちょっと時系列が前後してしまうのだが、実は西海岸に来て二日目の夕方にリトルトーキョーを案内してもらっていた。 入り口のところにやぐらがある。 これは杉原千畝の銅像で、ユダヤ系の方々の寄付で作られたらしい。しかし後ろに資本主義の陰が… やや和テ…

サンマリノ、ハンティントン図書館&美術館

さて、西海岸到着一日目と二日目はサンマリノのハンティントン図書館にて調査。ここはバカみたいに広い庭園の中に図書館と美術館があるというまさにカネの力の権化のような複合文化施設である。 ほとんど図書館で作業していたのだが(実は目当ての本がなんと…

アメリカ議会図書館〜ボブ・ホープ・ギャラリーがおもしろい!

次はアメリカ議会図書館へ。 外観。 内装。 中では独立戦争やら南北戦争関係、またまたネイティヴアメリカン関係などのいろいろな史料を展示しているが、一番面白かったのはボブ・ホープ・ギャラリー。 大衆文化・芸能と政治のかかわりに関するあらゆる資料…

アメリカ国立公文書館〜憲法を見に集うアメリカ国民

セントパトリックスデーのパレードを満喫した後は近くのアメリカ国立公文書館へ。 このリスはベンジャミン・フランクリンのペットだったらしい。 五カ国語がしゃべれるのにリスに無視されるかわいそうなフランクリン。 中ではフランクリンの関係文書の特設展…

何もないのでフォルジャーライブラリーのトイレの写真でも

昨日今日と朝九時から夜五時近くまでお昼ご飯も無しでフォルジャーライブラリーの閲覧室にこもって勉強。調査の成果は滞在の最後のほうでまとめてご紹介するとして、勉強以外はせいぜい地下鉄のドアにはさまれて乗れなかったのと(ドアしめる時に確認してない…

モーガン・ライブラリー訪問

29日の午前中はモーガン・ライブラリーを訪問した。 まずは調査ということで図書館を訪問。 閲覧室内は撮影禁止なので外だけ。 ここで「伝」シドニーファーストフォリオという来歴が超あやしいファーストフォリオを見せてもらった。「伝」というのは、シドニ…

あこがれのニューヨーク公共図書館本館〜期待したほどではなかったがやはり展示はすごい

29日は午後からニューヨーク公共図書館本館でリベンジマッチ。サードフォリオを見せてもらう。 これは最初の日にとった写真。 ライオンちゃん。 とりあえずユーザ登録をして仮カード番号を発行してもらい、これを申請書に記入して奥の稀覯本閲覧室で本を見せ…