『赤い城 黒い砂』

 えーっ、まずお願いですが、今後数日間、私の携帯にメールも電話も下さらないようお願いします。なんと、実家から送られてきた新しい携帯に機種変更したところ、充電器が実家から送られていなかったことが判明いたしました。全く私以外の人は絶対にはまりっこないようなすごいトラップですが、仕方ないのでとりあえずあと数日はご連絡はパソコンメールか、あと在宅時はできるだけチャットにいるようにいたしますのでそちらでお願いします。忙しい時期なのにご迷惑をおかけしてすいません。


 昨日は『赤い城 黒い砂』を見てきた。これはシェイクスピアフレッチャー作『二人の貴公子』の翻案なのだが、全く別物だと思ったほうがいいかも…ストーリーがかなり変更されていて原作以上にエグい話になっていた。

 で、役者さんはみんなすごい頑張ってたと思うのだが、話がちょっと…なんというか、なんなんだあの最後の怒濤のホモソーシャルエロティック展開は…(意味不明だがそうとしか言いようがない)。とくに最後のほうはシェイクスピアというよりはむしろ不必要に暗いB級映画みたいなノリになっちゃって、これを見るよりは『グラインドハウス プラネットテラー』でも見たほうがいいんじゃないかと思った。


 ただ、中村獅童はすごくいい。この人は舞台に立つとものすごいアニマルアトラクションがあるなと思った。