19日の二時半〜三時半くらい(ロンドン時間。日本時間で11時半〜12時半くらいか?)の間から軽くUstreamします。開始時間は未定、ずれこむ可能性もあります。
19日に「バーレスクの女王」ことディータ・フォン・ティーズのショーを見に行くことにしました。ディータはアメリカのアーティストですがイギリスでもよく知られているので地下鉄にいっぱい広告が出てて、普段はストリップとかやってるロンドンエロティカ劇場で公演するもんで駅構内に"Erotica Dita"とかいうセクシーな写真入りポスターがデカデカと貼られてて、隣に子ども向け映画のポスターとかがあったりしてミスマッチでちょっと笑えます。場所が場所なので痴漢よけ+おそらく周りがかなり派手な中で浮かないため着物を着て出かけることにしました(バーレスクは結構ゲイ、レズビアン、ヘテロ女性のお客さんも多いそうで、とくにディータとかだとドラァグクイーンのファンが多そうだし)。
で、せっかく着物を着るので19日に出かける前にバーレスクについてちょっとUstreamしようと思います。クリスティーナ・アギレラとシェールが主演したそのものずばり『バーレスク』っていう映画も近日公開予定だし、たまには演劇研究者っぽく芸能の話をするのもいいかと…(バーレスクとか全然17世紀になかったショー形態なのでいい加減な話になる予定ですが)。
以下に予習動画をはります。こんだけ見ればだいたいバーレスクってどんな芸能か感じがわかるかと…
映画『バーレスク』トレイラー。
『チャーリーズ・エンジェル』でエンジェルたちがバーレスクにショーダンサーとして潜入する場面。
このマティーニグラスのダンスはディータが振り付けたものです。
古典的なバーレスク。1934年のシカゴ万博で行われたサリー・ランドの扇ダンス。
当時としてはこれが限界の露出度。
イギリスでバーレスクの嚆矢となったウィンドミル劇場の誕生を描いた映画『ヘンダーソン夫人の贈り物』トレイラー。
これね、裸体の女優さんたちが動くとこを見せると猥褻罪になるので完全に止まってないといけないの。
50年代の伝説のピンナップガール、ベティ・ペイジとテンペスト・ストームを撮ったバーレスク映画から「ベティのメイドさん」という一節。
メイドさんってこの頃からサブカルで人気があったのか…しかしベティ・ペイジは可愛いよね。