こんな映画が見てみたい〜『宇宙戦艦ポチョムキン』

 昨日すごいヘンな夢を見たので、そのことを書こうと思う。

 昨日、夕飯を食べながらエイゼンシュタインの『ストライキ』を途中まで見て、それからベッドに入る前にライムスター宇多丸の『Space Battleship ヤマト』評をきいてから寝たんだけど(ちなみにうちは全くヤマトを見たことがないし、実はガンダムとほとんど区別がつかない)、うとうとしてたらなんか夢に『宇宙戦艦ポチョムキン』っていう映画が出てきた。

 …で、うちの夢情報によると、どうやら『宇宙戦艦ポチョムキン』はジブリアニメで、エイゼンシュタインの『戦艦ポチョムキン』の宇宙版リメイクらしい。舞台は近未来のどっかの宇宙戦艦で、お話はジャンクで不味いアメリカの宇宙レーション(宇宙戦艦を管理してる人たちがアメリカの食品業界と癒着してるらしい)に怒ったワーキングプアの乗組員が反乱を起こすというもの。原作はサイレントなのだが、夢に出てくるアニメ映画のほうも音楽だけでやっぱりサイレントだった気がする。映像は緑色が多いきれいなカラー画像で戦艦とか超凝ってて、そこはかとなくジブリっぽかった。

 で、結構面白そうな映画だったんだけど、入眠時に見た夢だったので起きちゃって結局続きが見れなかったんだよな…誰か続き作らない?アニメでサイレントでエイゼンシュタインのリメイクとか面白いと思うし、社会主義リアリズムはもう古いだろうけど食べ物が悪くて反乱を起こすとかって現代でも通用する話だと思うんだけど。

 『戦艦ポチョムキンオデッサの階段のシークエンス



 あ、あと全然関係ないけどジャック・ブラックがフォルスタッフを演じる『ヘンリー四世』も見てみたい。ジャック・ブラックの『ガリバー旅行記』がクリスマスに公開されるそうで、今イギリスの映画館ではそれをパロった「携帯電話をお切り下さい」CMがよく流れているのだが、ガリバーやるんなら古典の映画化ってことで是非フォルスタッフをやってほしいな。