本日は以前やった「ギターを弾かない人による、好きなギターリフ40選+すごいと思うけどあまり好きじゃないギターリフ10選」の続きということで、ピアノロックリフ10選というのをやってみたい。実はうちは7つの時からピアノをやってて、弾くほうはさっぱりダメだが楽典を勉強して指導グレードをとったことがあり、譜面を読むのが好きなので、ロックのピアノリフは昔から結構気にしていた。ロックのギターリフは結構いろいろ雑誌で特集を組まれたりするのだが、ピアノリフはそこまで注目というか注聴されてないと思うので、本日はとにかく耳に残るロックのピアノリフを10曲選んでみたい。
1. クイーン「ボヘミアン・ラプソディ」(奏者:フレディ・マーキュリー)
…まあ、まずはこれだろうねぇ。アカペラ〜バラード部分のピアノは短いけど誰でも知ってるし誰でも弾ける。
2. デレク・アンド・ドミノス「レイラ」(奏者:ジム・ゴードン)
最初はギター中心で全然ピアノはないが、ラストのピアノコーダの部分が有名。この曲はギターとピアノはとにかく最強。
3. ローリング・ストーンズ「悪魔を憐れむ歌」(奏者:ニッキー・ホプキンズ)
全編にわたってピアノが大活躍するが、間奏部分のリフが聞き所。
4. ビートルズ「レディ・マドンナ」(奏者:ポール・マッカートニー)
ビートルズのピアノは結構印象的なのが多いが、このイントロは非常に耳につく。間奏はサックス。
5.ジェリー・リー・ルイス「火の玉ロック」(奏者:ジェリー・リー・ルイス)
…1957年の曲なんだけど、ピアノロックに必要なものは全てジェリー・リー・ルイスの演奏に既に存在してたと思う。ピアノを燃やすなど過激なパフォーマンス+13歳の少女と結婚するという大スキャンダルで有名になった、ロック黎明期のイカれたパフォーマー。
6.バレット・ストロング「マネー」(奏者:たぶんバレット本人?)
ビートルズがカヴァーしたことで有名だが、あのファンキーなピアノリフはオリジナル版のもの。
7.ビリー・ジョエル「ピアノ・マン」(奏者:ビリー・ジョエル)
…まあ、これが入らないピアノロックベスト10はたぶんもぐりだろうなぁ。前奏は誰でも知ってる。
8.エルトン・ジョン「クロコダイル・ロック」(奏者:エルトン・ジョン)
…まあこれも入るよねぇ。前奏のピアノが。
9.ブームタウン・ラッツ「哀愁のマンデイ」(奏者:ジョニー・フィンガーズ)
このイントロは超有名で、ドラマ『ハウス』で使われたりとかしてる(ちなみに弾いてる患者を演じてるのはデイヴ・マシューズ)。
10.ベン・フォールズ・ファイヴ「金返せ」(奏者:ベン・フォールズ)
日本語歌詞あり。
…しかし、こう見ると女性のピアニストが入らなかったな…フィオナ・アップルやサラ・マクラクラン、ジョニ・ミッチェルは必聴だと思うのだが、ちょっとピアノが歌に馴染みすぎてて耳に残るリフがあるかというとそうでもないかも…これは男性のほうもそうで、コールドプレイやキーン、フレイなんかはピアノ中心の編成だけどちょっと自然すぎてリフが耳に残らないんじゃないかって気がする。
おまけ:鍵盤楽器(ピアノ以外)の有名ソロ
ビートルズ「イン・マイ・ライフ」(楽器:特殊処理したピアノ、奏者:ジョージ・マーティン)
中間部の有名なソロはてっきりハープシコードか電子オルガンだと思っていたのだが、なんとピアノの音のテープ速度を変えて特殊処理したものだそうな。
ドアーズ「ハートに火をつけて」(楽器:オルガン、奏者:レイ・マンザレク)
これは長い!がかっこいい。
フォーカス「ホーカス・ポーカス」(楽器:オルガン、奏者:テイス・ヴァン・レール)
…怖い。
スティーヴィ・ワンダー「迷信」(楽器:クラビネット、奏者:スティーヴィ・ワンダー)
これ、言われないとクラビネットだってわからないよね。