プラハ街歩き

 プラハの最後に街歩きの写真を。

 空に浮かぶバルーン。絵本の世界だ!!

 降り注ぐ陽光に水面輝くヴルタヴァ川。




 しかし、ロンドンとプラハは大きな川にいくつか橋がかかっていて両岸で都市機能が違うという似た作りの街で、食べ物がイマイチなとこも似てるのに、なんでこんなに美しさが違うのか…不細工が美男美女と同じ格好をしても結局不細工のままだと厳しい現実なんだろうか。

 プラハの街角。


 石畳と同じ形の雲。まるで地面が空にうつってるようだ。




 国民劇場。

 学会会場だったエステート劇場の内装。


 モーツァルトのオペラが初演されるなど大変由緒ある劇場で、内装もステキなので観光地になっている。何でも初日に学会場に間違って観光客が入ってきて「なんじゃこりゃ」となったらしい。
 なお、ここで夜に観光客向けのモーツァルトのコンサートを聴いたのだが、管楽器三本+歌だけでモーツァルトのアリアをやるというかなり無理のある企画で、演奏も下手だった…歌はそれほどひどくはなかったので救われた感じだけど、最初のフィガロ序曲はあまりのダメさにどうしようかと思ったな…


 プラハでもシェイクスピアは大人気!街の掲示板には映画や芝居と並んで学会関連企画のポスターが。

 本屋さんもシェイクスピア

 学会のことがチェコのナショナルチャンネルとラジオで放送されたらしい。チェコではシェイクスピアに対する関心がかなり高いのだそうだ。


 友人に教えてもらった「ジョン・レノンの壁」。

  1980年にレノンが亡くなった時に、フランス大使館の向かいにあるこの壁にプラハの市民たちが追悼の言葉を書いたのがきっかけらしい。大使館の向かいなのであまり手荒な処分とかができず、そのままみんながメッセージを書く場所になってしまったのだそうだ。





 うーん、これはなんかすごい現代史を感じさせる壁で結構私はくるものがあったなぁ…みんなの想いがパリンプセストに。

 これは最後の日に見た川の上での野外コンサート。すごい人出だった。


 音に引き寄せられて小舟がどんどん集まってくる。歌手の名前はわからなかったが…


おまけ:プラハの食べ物

 ムハという名前のレストラン。かなり昔からあったそうな。


 ムハセットビフォア&アフター。

 とにかく肉がすごい。

 一応、ザワークラフト以外完食。でぶでぶさえぼーへの道である。


 エステート劇場側にある、ハヴェルスカー・コルナという昔は1コルナでご飯食べれたという社会主義っぽい食堂。カフェテリア形式。

 全く言葉がわからず、前の人と同じものを頼んだら…

 オムレツとパスタベイクの中間みたいなものが出てきた。そんなに不味くはない。学食程度。

 全体的にプラハの食べ物はあんまり美味しくなかった。とにかく肉とクネドリキばっかりで野菜が少なく、味付けも単純なのが難点。街の美しさではプラハブダペストに勝てると思うが、食べ物ならパプリカパワーで元気百倍のブダペストが完勝だと思う。