チェコ7日目、トシェボニュ(Trebon)

 さて、チェコ七日目はバスでトシェボニュ(Trebon。読み方は自信ない)へ。ここはジョン・ディーやエドワード・ケリーが住んでいた街で、錬金術がとても盛んだったらしいのだが、『地球の歩き方』最新版とかにはのってないちっちゃい街である。

 シャトーというロジュンベルク家ゆかりのお屋敷博物館を見学。
 前庭。

 外観。



 これまた錬金術な感じ。

 ロジュンベルク家のバラの模様。

 わりと小さい博物館で、チェスキー・クルムロフ城の縮小版って感じ。チェスキー・クルムロフ城にもあった化けて出るという幽霊レディの絵がここにもあり、ガイドさんが「夫に恨まれ、幽霊になって出歩いているそうです」と説明するとすかさず他の人が「昨日見たチェスキー・クルムロフ城にも同じ人の絵があって城内に幽霊が出るそうですが、幽霊のまんまいろんな屋敷を渡り歩いてるのですか」という質問をしていた。

 内部は撮影禁止なのだが、最後の部屋は錬金術の実験室を模したものでなかなか面白かった。やはりチェコ錬金術が盛んだったんだな…実はクトナー・ホラには去年まで錬金術博物館があったのだが閉鎖されたそうで、トシェボニュで錬金術関係のものが見れたのはよかった。

 この後、ツアーの他の人たちは池などを見学した後プラハへ戻ったのだが、私は翌日ブルノから飛行機でロンドンに帰る予定だったので、途中でツアーを離れ長距離バスに乗ってモラヴィアへ向かった。