World Burlesque Games 2012 Fundraiser Event

 カゼ気味で声が出なくて結構つらかったのだが、ハイベリー&イズリントンのガレージであったWorld Burlesque Games 2012 Fundraiser Eventを見てきた。

 おめあてはミス・エキゾティック・ワールドのチャンピオンになったこともある日本のバーレスクスターでトーキョー・トルネードの異名もあるエロチカ・バンブー嬢。エロチカ・バンブー嬢のショーを生で見たのは初めてだったのだが、すごい個性的で(どうやってあんなふうに筋肉を動かして繊細で奇抜な効果を作るのかねぇ)大変面白かった。アフターパーティでちょっとだけお話したのだが、スターと話すとなんだかんだで結構緊張してあまり話せないものである。


 他のパフォーマンスも笑って愉しく見られる感じのものが多く(以前見たことのあるルナ・ロッサとかも出てた)、とくにものすごい数のフラフープを回すクレイグさんという男性アーティストは面白かった。
 クレイグさんのやったエルヴィスの出し物がYouTubeにあった。


 ただ、Naked Girls Readingをやってるソフィア・セント=ヴィリアーともう一人のパフォーマー(名前失念)でやったベティ・ペイジテンペスト・ストームの『ティーズラマ』オマージュはなんかあまりよくなかったなぁ…とりあえず原典の脱力系のキュートさには及ばない気がするっていうのと、女性二人で舞台で絡む扇情的な感じが好きじゃなかった。なんというか、うちは女でも男でもパフォーマーが舞台にひとりで立って自分だけの力で客とコミュニケーションするようなスタイルのバーレスクパフォーマンスが好きなので、パフォーマー同士で体を触り合ったりとか小手先の色気で客を湧かせようとするのはいいと思わない。
 『ティーズラマ』のベティとテンペストのパフォーマンスはこれ。

 

 あと、照明がなんかあまりよくなかったかも…ヴィヴィッド・エンジェルというパフォーマーが堕天使みたいなルーティンをやってこれ自体は良かったのだが、途中で照明が明るすぎて細かい動きがよくわからなくなるところがあった。


 カゼ気味であまり声が出なくて歓声で煽る(バーレスクはこれが醍醐味のひとつ)のができなかったのだが、やはり久しぶりにバーレスクに行くと楽しい。10/21にO2であるショーにまた行くので、その時はちゃんと体調整えて歓声で煽りたい。