オクスフォードがっかり紀行

 調査と観劇をかねてオクスフォードに行ってきたのだが、調査はえらいがっかり結果になってしまった。

 朝早い電車でオクスフォードに到着、ボドリアン図書館で意気揚々と図書館カードを作って閲覧室に向かった…ところ、なぜか請求したはずのセカンドフォリオではなく番号の違うサードフォリオが出てきた。「これじゃないです」と言ってその後一応、請求番号だけは正しいセカンドフォリオが出て来たのだが、あけてみると私が請求したのじゃなく持ち主の違うフォリオが出て来た(オクスフォードはフォルジャーとかと違ってフォリオの注記内容をオンラインカタログで公開してないのでカタログだけでは一般利用者にはコピーの特定が無理で、司書の人には請求番号じゃなく「この持ち主が持ってたコピー」というやり方で請求したのだが、どうも司書の人がコピーの請求番号を特定し間違ったらしい)。そのあとまた全然違うセカンドフォリオが一回出て来た後、なんと私が請求した本は30マイル彼方のスウィンドンの貴重書書庫にあることが判明。また来ます…

 その後、請求したかったフォリオの持ち主のお墓を探りにセントクロス教会に行ったのだが、墓地がばかでかい上、ボドリアンに埋葬記録があることがわかったので次回来たときに埋葬記録のほうを見ることに。この日は当初の調査の目的をほとんど果たせず諦めることにする。

 その後、知人と会って散策など。街の写真を少し撮った。





 オクスフォードはルイス・キャロルの街なので、アリスゆかりのものもたくさんある。
 噂によるとこの木はチェシャ猫がのってた木のモデルだとか。

 アリスショップ。結構ちっちゃい。