イタリア食い倒れ旅行(12)〜トリノ到着、Il Circolo dei Lettoriでピエモンテの伝統料理を頂く

 三日目の夜にローマを出てトリノ到着。連れの知人が働いているIl Circolo dei Lettoriというリストランテでお食事。

 このリストランテトリノ市が所有している宮殿(?)の奥にあり、なんか守衛さんがいる閉まってるドアから入らねばならず、外からではわからないようになっている。
 内装。よく見えないが、壁にはいろいろな絵がかかっている。

 私が座った席の後ろにはたくさんのボトルが。

 前菜。牛肉にかぼちゃなどを混ぜたもの。

 前菜?。左からメンチカツ、キャベツで巻いた牛肉、タタキみたいな感じのハムのツナのせ。キャベツがとにかくうまい。

 連れ合いの前菜。左から甘めに味付けした牛タン、牛のタルタルからし添え、アーティチョークをのっけたタタキみたいなハム。

 ピエモンテふうのラビオリ。「プリン」というらしい。

 フィナンツィエーラ。鶏のトサカの肉や牛肉サルシッチャ(生ソーセージ)などをぐつぐつ煮込んでお酢と酒で味付けしたピエモンテの伝統料理。いろいろな肉が入っているごった煮だが、内臓は入ってないらしい。お肉の濃厚なダシに酢の酸味がすっきりまろやかで胃もたれせず、とにかくうまい。

 お口直しのシトラスクリーム。

 ドルチェ。左からかぼちゃのケーキとチョコレートソース、洋酒入りチョコレートムースとカラメルソース、ヘーゼルナッツケーキみたいなやつとザバイオーネ。

 揚げブジエ。カーニバルのお菓子で、かりんとうに似ている。この時期はどこでも出てくるそうで、この後三日間毎日出て来た。

 コーヒー。薄めにしてもらった。

 このお店の料理はとにかくどれもおいしい。どれもピエモンテの伝統料理だが、シェフのステファノさんは醤油や味噌も取り入れたりしていろいろ革新をはかっているそうだ。