トリノ二日目はトリノ郊外のフェッレーレにあるマイクロワイナリーにお呼ばれしてお食事。
イヌのいる大きい農園なのだが、ここはなんと別荘で週末しかいないとか。週末はここに来て農業やったりワインを作っているらしい。
ネコが18匹もいるそうだ。しかし皆外ネコでなかなか遊んでくれない。
すてきな内装。
イヌのフライさん。
私の好きな感じの大きくてすぐおだつおばかイヌちゃん(褒めてるつもり)だったのだが、一緒に遊んで走り回ったせいで帰ってみたら私のスカートがビリビリに裂けているのに気付いた。
お食事は前菜がストラッキーノというチーズとハム、ソーセージやツナを巻いたミニチーズブレッドみたいなやつ、パプリカ煮込み、トウモロコシ粉のグリッシーニ、ピエモンテ風の小さいニョッキゴルゴンゾーラソース、ローストビーフ、ケーキ、二種類のブジエ(揚げブジエと焼きブジエ)、果物、コーヒー。
ストラッキーノやパプリカ煮込みはすごい美味しかったんだけど、イタリア来てまでローストはちょっといらなかったかな…という感じ。あとものすごく量が多くて時間をかけて食べるのでやや疲れる。あと、呼んでくださったご家族の話によるとマクロビやレイキがイタリアにも結構あるという話が出ていて、スローフード(トリノから数時間のブラが発祥の地でピエモンテが本場)やアグリツーリズムに惹かれる人々を狙う日本のオカルトがこんなとこまで進出しているのかと暗澹たる気分に。
このお宅には下にマイクロワイナリーみたいなのがあり、少ないながらワインを作っているらしい。
この近くにピアナルトというチーズ工場があり、そこではできたてのチーズやプリンを買ったり、牛舎を見学することができる。
めんこい子牛たち。モー。
妊娠中の牛たち。尻のデカさにそこはかとなく親近感を覚える。
お店。ここでピエモンテ名産のブディーニ(プリン)を購入し、あとで食べた。うまかった。
なぜかイヌもいる。
そんなわけでおいしいものを食べていろいろ見学してトリノに戻ったのだが、やはりアグリツーリズムまがいのことをすると移動時間もかかるし結構へとへとになった。