モーニングサイドハイツ散策〜グラント将軍の墓とコロンビア大学

 3月1日の午後、クロイスターズに引き続きモーニングサイドを散策。
 公園にリスが!


 ロンドン大学総合キャンパス前ラッセルスクエアにも図々しいリスがいるのだが、世界の大学の側の公園にはいつもリスがいるのだろうか。というか大学の側には公園があるということになっておるのか。
 公園のそばのヘンな木。

 まずはセント・ジョン・ディヴァイン大聖堂に行くことにしたのだが、ここでは水に関する展覧会をやってて、外の柵に水に関する名言がいろいろ貼り付けてある。




 聖書の引用ももちろんあるのだが、コーランとかウパニシャッドとか孔子とかからの引用もある。宗派交流を目指してるのかな?
 ここはアメリカ聖公会の大聖堂である。

 内陣。




 ゴシックふうでとても立派。
 外を歩いていたら犬に会った。

 スーパーの外でつながれてご主人を待っているので、かまってやって少し仲良くなって写真をとった…ら、スーパーの中から慌ててご主人らしい人が出て来て大声で「あなた今写真とったでしょ!犬好きなの?!」ときかれて、びっくりして「犬だいすきなので母親に写真を送ってやろうと思って…」と答えたら「なんだ、ならいい」みたいなことを言われて何が何だかよくわからなかったのだが(勝手に写真をとったのが気に触ったのかと思った)、あとでよく考えたらつないでおいたところの写真をとられた→虐待を通報されると思ったんだろうな。
 疲れたので近くにあったHungarian Pastryという店でお茶とケーキ。

 はっきり言って不味かった。ハンガリーのケーキは激甘でもすごく美味いのに、なぜ同じ激甘でこんなに不味いんだ…わけがわからない…
 この後リヴァーサイド教会というバプテストの教会へ。


 ここはタワーに展望台があるというのでひとりでエレベータにのって20階まで上がってみたのだが、天気が悪かったせいか展望台は封鎖、ツアーも今日はないらしいということで、しょうがないので展望台の下の階から撮った写真。

 この後、合衆国大統領だったユリシーズ・S・グラントの墓へ。

 とにかくデカいが、寄付で建てられたので建築費用自体は国庫から出てないらしい。




 中は霊廟以外に少しだけ展示があり、グラント将軍が関係した戦いも含めて、南北戦争の激戦地地図が貼ってある。


 地図で見てみると随分戦線が広かったんだなぁ…と思った。
 その後、川から離れてコロンビア大学のほうへ。

 ロウ・ライブラリー。すごい立派な建物。

 中はこんなん。今は図書館としての機能はなく、ビジターセンターやレセプションホールになっているらしい。

 ロウ・ライブラリーの向かい、バトラーライブラリー。

 …素敵な建物だけど、そのストレートすぎる文字列はダサくないか?

 チャペル。なぜか閉まっていた。

 マスコットのライオンちゃん。

 うちのカレッジもマスコットがライオンなのだが、ここはアメリカなのでサッカーボールは持ってないし王冠もかぶってないらしい(うちのカレッジのはボールを持って王冠かぶってる)。
 素でロトチェンコみたいな建物。大学の本屋さんが入っている。

 中はこんな感じ。POPの写真とってたらとらないで下さいって言われた。

 大学のオススメ本として村上春樹などが売られていた。あとライオンのマスコットはかなり可愛かったが、着ているガウンが薄水色で少し幼稚園のスモックに似ている。あとできいたところによるとこのガウンは大学のガウンで、ライオンぬいぐるみに着せるだけならまだ可愛いからいいとしても、卒業式に同じガウンを着ないといけない学生からは子どもっぽいということで不評なのだそうだ。