本日のフォルジャー〜シェイクスピアふう顔文字、18世紀の子どもの落書き、リスなど

 今日もずーっとフォルジャーにいた。三日でだいたい60冊の刊本のブックプレートとサインをチェックしたことになる。いいかげん疲れてきた…

 そんな疲れを癒してくれるフォルジャー前の庭のリス。

 左側の像のポーズと右側のふんわりしっぽのリスのポーズが呼応してるみたいな感じでおかしい。
 しかしワシントンはやたらリスが目に付く。フォルジャーなんて国会議事堂前なのにリスばかりだ。ジョン・ウォーターズの『クライ・ベイビー』(50年代のボルティモアが舞台でジョニー・デップが不良少年役で出てくるミュージカル)で闇煙草屋だかなんだかをやってるおばさんが庭に出没するリスを「いまいましいリスめ!」とかなんとか言いながら銃で撃つ場面があったが、どうもこのへんは本当にリスが多いみたいで、たぶんふだんから見てるとかわいくなくなるんだろう。まあワシントンとボルティモアは距離は近くても田舎度はだいぶ違うみたいだけれども。


 で、あいかわらず何もネタがないのでファースト・フォリオの小ネタ写真でも。
 『ヴェニスの商人』登場人物一覧の下にある模様が顔文字そっくり。

 この模様はなんだかわからないのでそのうち調べようと思っているのだが(今のところ見た版にはだいたい全部ついてる)、印刷の余白を埋めるためのただの装飾じゃないかと予測している。

 18世紀半ばくらいの子どもの落書き。フォルジャー・ファースト・フォリオ78番のもの。