英国共感覚協会(UKSA)年次大会2012、二日目

 昨日に引き続き英国共感覚協会年次大会二日目に参加。細かい内容はツダってまとめました。

英国共感覚協会(UKSA)年次大会2012二日目午前
英国共感覚協会(UKSA)年次大会2012二日目午後

 二日目は午後から音楽学の発表があったりして、バリバリ脳科学だった昨日よりは若干とっつきやすかった感じ。

 それで、学会全体についての感想だが、ツイッターにも書いたけどああいうふうにある分野の研究者がぜんぜん違う分野(それこそ演劇史の研究者が脳科学とか、生物学の研究者が中世史とか)の学会にお客様として参加してみるのはとても大事だと思う。というのも同じ職場でだいたい同じ職業倫理を共有しているはずなのに全然話がわからない、という経験ができるから。しかし、面白いのはほとんどわからなくても「なんかこれは面白そうな気がする」とか「これはちょっとどうかと思う」という直観だけは働く。そういう「これは面白そう」「これはちょっとどうかと思う」という同業他者(同業他社ではない)の(あまり根拠のないかもしれない)直観と、その分野の専門家の知見をフランクに交換しあってすりあわせるところに学術情報コミュニケーションの醍醐味みたいなものがあるのではと思うの。

 なお、ランチは相変わらずカレッジホールでこんな感じ。わりと味が良かった。

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 マートンカレッジのProfessor of Purring Studiesの方。