バーミンガム街歩き(1)ここはすごい!音楽資料が超充実!バーミンガム市立中央図書館

 さて、学会前日、ストラットフォード=アポン=エイヴォンに泊まれる部屋がないということでバーミンガムに泊まることにしたので、早めに出かけてバーミンガムを散策。まずは美術館に行ったのだが、なんと入ってすぐ火災警報で全員緊急避難させられたため、向かいにあった市立中央図書館を偵察…と思ったところ、ここがなんかもうスゴかった!!

 外観。

 ロビーは案内所になっているのだが、パソコンが全部動いてないのはイギリスクオリティ…なのか?

 みやげもの。

 催し物のお知らせ。ヘンリー八世対ヴィクトリア女王

 よくわからないのだが、ビジネスレファレンスコーナーみたい。

 それで、ここはとにかく蔵書の分類が丁寧だし新しい本も多いしすごい。貸し出しは一階でしかやってないみたいでほぼレファレンスライブラリーなのだが、とにかく充実。

 各コーナーに大ジャンルを書いたプラカードがつり下げてあり、それ以外に書棚の上に小分類を書いた札がはってあるのでとても探しやすい。

 個人的に感動した分類。「製本とエフェメラ」!ただあまり冊数はなくて両隣の分類に浸食されてたな…



 「出発点」コーナーはシェイクスピアが多かった。



 クリスチャンアウトリーチって何よと思ったらシュヴァイツァー伝とか置いてあった。

 キリスト教関係はさすが分類が細かい。


 ブラックヒストリー。

 軍関係。

 中庭がカオス。

 科学コーナー。

 科学コーナーにあったあやしい絵。

 アーカイヴ。

 アーカイヴに系図学者が…うらやましい…

 音楽サービス室。入り口は普通だが…

 すげえええここタワーレコードじゃないんだぞ!市立図書館だぞ!


 ドリームシアターとかあるんだが…

 日本のコーナー。

 南アジア系がすごく多い地域なのでインド系の音楽が充実。ここではアジアといえばインドか中国らしい。

 ちょっとセクシー系も。

 譜面や本もたくさんある。

 下の階には貸し出しライブラリーもある。シンボルによるわかりやすい分類。

 貸し出しが多すぎるのか書架は結構荒れてる。

 なんと図書館内に保健啓蒙センターが!


 保健啓蒙コーナーの隣にある中国語図書館。

 中国語がわからないせいでなんかとても不思議な本棚に見える。



 いやいやとにかくもうほんと面白かった!市立中央図書館でこんだけ充実してれば十分だろうと思う。改修中でエスカレータが動いてなかったりするのはちょっとアレだけど、蔵書といい分類の丁寧さといいいろんな文化のものを揃えているところといい、とても気に入った。