突然ですが来週のヨーロッパポピュラーカルチャー学会第一回大会で発表します。土壇場で決まりました。
EUPOP 2012
7/11-13, London College of Fashion, University of the Arts, (London).
http://eupop2012.tumblr.com/
↑サイトがタンブラーとか怪しすぎですが全体的に事務が超ヤバい学会です。やる気あんのかって感じ。
7/11昼から、"Punk and its Legacies"というセッションで、私の発表タイトルは"How Trad are Punks?: Rebellious Youth and Shakespeare's Richard III - from the English Renaissance to the Sex Pistols"です。セックス・ピストルズのジョン・ライドンは実はシェイクスピアのリチャード三世が大好きだと言って批評めいたことをしていて、その解釈はオリジナルすぎるとか異端的だとか言われることが多いのですが、そんなこたぁないライドンみたいな読解は17世紀からある、という話をします。これにパンク以降シェイクスピアの上演がどうなったんか、という分析をコーダとして加えてパンクとシェイクスピアの上演文化の関係をさぐる、みたいな話です。ほとんどは博論の第二章から抜き出したものです。
他にも『シャーロック』ファンコミュニティの研究発表とかいろいろあるみたいです。