秋の終わりのチェルシー散策(4)トマス・カーライル邸博物館

 さて、このチェルシー薬草園からテムズ川の脇の道路を少し西にいったところにトマス・カーライルの家保全した博物館がある。

 小さいヴィクトリア朝ふうの古民家なのだが、うちのカレッジの近くにあるジョンソン博士の家(18世紀の古民家)に比べるとはるかによく保存されていた。内部は撮影禁止なのだがこれは中庭の写真。

 ちなみに、中に入ったらいきなり係員の人に「あら、あなた日本人ですよね?漱石に興味あるでしょ?」と言われて日本語で漱石がカーライルについて書いたものを綴じた冊子を渡された。どうやら漱石目当ての日本人がかなり来るらしい。