前回に引き続き、無料でダウンロードできるシェイクスピア及び英国ルネサンス関連文献日本訳リストを自分用に作成してみた。
○原典テキスト
・フィリップ・シドニー
『五月祭の佳人』
『オールド・アーケイディア』こことこことこことここにあるが、たぶん全部ではないのでちょっと詳細不明。
・メアリ・シドニー・ロウス
「パンフィリアからアムフィラントスへ」
・「『恋人の嘆き』(1609年)」(依田義丸、高谷修、桑山智成訳) 最近著者が誰だかににぎわっている例の詩の翻訳。こちら。
○批評・研究・評伝
・ジョン・ドーヴァー・ウィルソン
『ヴェニスの商人』より「解題」
『ハムレットで起こること』第3章「亡霊か悪魔か?」
・スタンリー・ウェルズ編『ケンブリッジ版シェイクスピア研究必携』
第5章ピーター・トムソン著「シェイクスピア時代の劇場と俳優」
第7章デイヴィッド・ダニエル著「シェイクスピアと喜劇の伝統」
第8章G・K・ハンター著 「シェイクスピアと悲劇の伝統」
第9章「シェイクスピア歴史劇の手法」
・A.C.ウォード『図解イギリス文学史』(全3巻)
第1巻 第8章「チューダー朝演劇」
・ロナルド・カーター&ジョン・マクリー『ラウトレッジ・イギリス文学史
「ルネサンス:1485-1600」その1、その2、その3
・ガーネット&ゴス著『図解イギリス文学史』
第2巻第5章「シェイクスピア」&第6章「シェイクスピア続編」
・W・C・カリー『シェイクスピアの哲学の型』第3章「マクベスの悪魔的形而上学」
・J・ポール・S・R・ギブソン『シェイクスピアが使用した超自然』第2章「シェイクスピアが使用した超自然の様々な形態」
・O・J・キャンベル『シェイクスピアのソネット、ソング、詩』より「解題」
・スティーヴン・クート著『簡約ペンギン英文学史』
「人文主義と宗教改革」その1、その2
「シェイクスピアと演劇 :1500-1642」
・グランヴィル=バーカー&G・B・ハリソン『シェイクスピア研究必携』
J・アイザックス著「シェイクスピア研究史」
C・J・シソン著「劇場と劇団」
・グランヴィル・バーカー『シェイクスピア劇への序文』第3巻「ハムレット」
・ハーディン・クレイグ&ディヴィット・ベヴィントン『シェイクスピア案内』より「イギリスの劇作家シェイクスピア」
その1、その2。
・アンドルー・サンダーズ『オックスフォード簡約イギリス文学史』第3章「ルネサンスと宗教改革」よりシェイクスピアの劇作品
・ハロルド・ジェンキンズ「ハムレットとオフィーリア」
・ジョン・アディトン・シモンズ著『ベン・ジョンソン』第4章「ジョンソンの傑作」
『錬金術師』
『浮かれ縁日』
『もの言わぬ女』
『ヴォルポーネ』
・L・L・シュッキング『シェイクスピアにおける性格の問題』第6章「象徴的性格の問題」
・ジョージ・バーナード・ショー『ソネットの黒い女』より「序文」
・リットン・ストレイチー『書籍と人物-フランス人とイギリス人』より「シェイクスピアの晩年期」非常に有名な伝記作家による作品。
・シスルトン・ダイアー『シェイクスピアのフォークロア』訳者をマイナーチェンジしながら数章訳出あり。
第1章「妖精」
第7章「獣類」その1、その2
第8章「植物」その1、その2、事項一覧
第9章「昆虫と爬虫類」
第10章「民間療法」その1、その2
第11章「暦に関する風習」その1
・ディヴィッド・デイシズ『評釈イギリス文学史』
第1巻第9章「シェイクスピア」その1、その2、その3
・H. A. テーヌ『英文学史』第2巻「ルネサンス」第4章「シェイクスピア」その1、その2
・L・C・ナイツ『ジョンソン時代の演劇と社会』
第1章「エリザベス治世に継承された経済体制」
第2章「資本家企業の発展」その1、その2
・アルフレッド・ナット『シェイクスピアの妖精神話』
・R・パスカル『ドイツにおけるシェイクスピア1740-1815』より「解題」
・パトリック&ゲディ『チェンバース英文学百科辞典』
第1巻第5章シドニー・リー著「ウィリアム・シェイクスピア」その1、その2 チェンバース辞典は私もファンですが。
・ボリス・フォード編『新ペリカン英文学ガイド』
第2巻
第1部 L.G.サリンガー著「イギリス・ルネサンスの社会と文学思潮」その1、その2
第2部 L.G.サリンガー著「エリザベス朝文芸復興」
第3部
J.C.マクスウェル著「クリストファー・マーロウの劇作品」
J. C. マクスウェル著「シェイクスピア:中期の演劇」
W.W.ロブソン著「スペンサーと『妖精の女王』」
ケネス・ミュア著「シェイクスピアの批評の変遷」
デレク・トラヴァーシ著「シェイクスピア:晩年の劇」
デレク・トラヴァーシ著「シェイクスピア:若き劇作家・詩人」
L. C. ナイツ著「シェイクスピア:『リヤ王』と大悲劇」
・キャサリン・ブリッグズ『地獄のヘカテとその仲間たち』
第2章「イギリスの魔女信仰」
第3章「妖術論争」
・モーリス・モーガン作『サー・ジョン・フォールスタッフの演劇的性格』抄訳。
・ヘレン・モリス著『エリザベス朝文学史』
第1章「エリザベス朝の生活・思想・言語」
第10章「シェイクスピア」
・A・L・ラウス『シェイクスピアの読書と思想』第8章「政治と社会」 っていうかA・L・ラウス翻訳されてたんか…
・J・W・リーヴァー『イギリス・ルネサンス期のソネット』より「解題」
・ルグゥイ&カザミアン『イギリス文学史』
第1部第4巻
第2章「先駆者たち:リリー,シドニー,スペンサー」
第6章「シェイクスピアの劇作品」
第3部「ルネサンスの開幕」(1516-1578)
第4章「1520年から1578年までの演劇」
第4部「ルネサンスの開幕(1578-1625)」
第7章「シェイクスピア同時代並びに直後の劇作家」その1、その2、その3
・マレー・ロストン『十六世紀イギリス文学史』
第8章「マーロウの雄壮な台詞」
第9章「初期のシェイクスピア」
第10章「偶像崇拝の一歩手前」
ちなみに、二次文献のほとんどは古宮照雄さんという方が翻訳している。お会いしたことはないのだがすごい…