山崎まどか『ときめきのガールズ・ムーヴィ 女子映画スタイル』(講談社、2006)に目を通した。
いわゆるchick flickの日本語版カタログとして使用できると思うのだが、最近はキューティー映画関係のウェブサイトもいっぱいあるのでこういう本は役割を終えたのかなぁ、とも思う。こういう映画はとにかく主流の映画批評(とくに男性の批評家)からは無視されてジャンルのコンヴェンションを理解しない批判にさらされているので、女子映画というジャンルはもっと注目されてしかるべきだと思う。ただ、この本は若干アメリカ寄りかな?