「『田舎と都会』と『〈田舎と都会〉の系譜学』を一緒に読むハングアウト読書会」開催のお知らせ

 以前からちょっと計画していたのですが、グーグルハングアウトを用いて8月はじめくらいに「『田舎と都会』と『〈田舎と都会〉の系譜学』を一緒に読むハングアウト読書会」を開催することにしました。8月はじめの平日夜にする予定ですが、正確な日時はもう少し人が増えてきてから決めようと思います。

追記:日時が決まりました

 8/5(月)19:00より開催します。一応、東京大学駒場キャンパス科哲の部屋のどれかを基地局としたします。


 英文学及びイギリス地域研究史上非常に重要な本であるレイモンド・ウィリアムズ『田舎と都会』(晶文社、1985)と、それについての最新の研究書河野真太郎『〈田舎と都会〉の系譜学: 20世紀イギリスと「文化」の地図 』(ミネルヴァ書房、2013)を一緒に読む読書会です。とりあえず「私がちゃんとレイモンド・ウィリアムズを読みたい」というどうしようもない動機で始めた読書会ですが、誰でも参加できる会で、英文学、イギリス地域研究、文芸理論、都市論、政治などの関心からの参加はもちろん、あまりイギリスには興味ないけれども田舎と都会にちょっと興味あるとかでももちろんOKです。学部生から教員、非研究者の方まで幅広い方に参加していただきたいと思っています。お気軽にご一報ください。

 とりあえずレイモンド・ウィリアムズ『田舎と都会』(和訳版としますが、原著がいいという方はもちろん原著でもOK)及び河野真太郎『〈田舎と都会〉の系譜学: 20世紀イギリスと「文化」の地図』を必読とします。レジメ担当箇所などはのちのち人が増えてきてから決めますが、開催日三日前までに、ブログがある人はブログ(リサーチマップやフェイスブックなどでも可)に担当箇所の要約をアップ、ブログがない人は私にメールで送付していただいて私のブログにアップということにしようと思います。もし人数が少なすぎてレジメを作る人がいない場合はしょうがないのでうちが全部の簡単なレビューをブログにあげます。

田舎と都会

田舎と都会

 このほか、参考文献としては山田雄三ニューレフトと呼ばれたモダニストたち ──英語圏モダニズムの政治と文学』(松柏社、2013)と高山智樹『レイモンド・ウィリアムズ: 希望への手がかり』(彩流社、2010)などがありますが、関心に応じてどんどん他の本に言及してください。よさそうな参考文献などはフェイスブックに作ったイベントページに書き込んで頂けると幸いです。

 おおよその人数を知りたいので、フェイスブックアカウントをお持ちの方はフェイスブックで参加表明を、ない方はツイッター@Cristoforouまでリプするかこちらのコメント欄で参加表明していただけると幸いです。