ピーポ君の顔が怖い〜警察博物館


 昼休みに京橋の警察博物館に行ってきた。入場無料である。あまり警察は好きでないので乗り気でなかったのだが、歴史的文書などがけっこうあると聞いて興味本位で行ってきた。


 ピーポ君。顔がなんか怖い。

 一階は特殊な警察車両の展示で、こちらは要人を警護するときに使うもの。

 二階より上は写真を撮れない。二階は警察の始まりについての歴史関係展示で、海外視察でフランスの警察文書なんかを持って帰ってきたものなど文書が多い。明治17年に25分遅刻しただけで罰金、進退伺まで提出させられることになった警官がいたという展示があり、イヤな習慣だなと思った。

 三階は殉職警官の顔写真と亡くなった時の状況をひたすら紹介する展示があり、結構気が滅入る。

 四階は鑑識と音楽隊の展示で、鑑識の展示はCSIなんか見てる人は楽しいのではと思う(だいぶCSIよりショボいが…)。声紋は指紋と違って同じ人でも変わるので判定が難しく、なかなか決め手にならないらしい。

 あと、警察犬の展示もあるのだが、ちょっと紹介ビデオがダサい。極左暴力集団(あさま山荘事件とかで出動したらしい)の取り締まりに貢献したアルフ号がもらった賞状の展示もある。

 七階に特別展示として警察による東日本大震災救援活動の写真を展示するコーナーがもうけられているのだが、この写真展は津波でぐちゃぐちゃになった建物などの写真が多いので、地震でショックを受けた人はぶり返すかもしれないから見にいかないほうがいいかもしれない。