東海東京証券プレミア美術展「華麗なるオペラの世界 オペラの2大作曲家ヴェルディ&ワーグナー生誕200年記念展」とミニコンサート

 東海東京証券プレミア美術展「華麗なるオペラの世界 オペラの2大作曲家ヴェルディ&ワーグナー生誕200年記念展」とそれに付属する無料のミニコンサートにいってきた。

 展示は衣装や小道具、解説パネルを中心にしたかなり初心者向けのもので、既に何度かオペラに行ったことがある人はちょっと易しすぎると思うかも。ただ、宮本亜門が使ったという『魔笛』の演出用譜面はかなり面白かった。オペラの演出家はどういうところでどういう書き込みをするのかとか、絵をまじえたメモがたくさんあって大変興味深い。

 ミニコンサートはテノール歌手の山本耕平出演で、30分ちょっとかけてでテノールの有名なアリアやカンツォーネを6曲(うち1曲はアンコール)歌うというもの。最初は音響の悪さとかがちょっと気になったのだが(企業の玄関ホールみたいなところなんであまり音が通らなくて、あと伴奏がエレクトーンなのだがこれも音響が悪いところで聞くとなんかとてもチャラく聞こえる)、最後のほうは歌手の調子が出てきて場所の欠点もあまり気にならなくなった感じだった。山本は二期会の『ドン・カルロ』に主演するそうで、ちょっと興味を持ったがこの時期都内にいないかもなぁ…