当たり障りのない範囲の就活記録

 4/1をもって武蔵大学の専任講師になったので、当たり障りのない範囲で就活記録を残しておこうと思う。就活といっても大学教員になるための就活なので、全く一般の方には参考にならないと思うが…

・就活の期間
 2012年の6月くらい〜2013年の10月頃まで(学振PDに通って就活をやめた)。


・出した公募の数
 PCの「公募」フォルダを確認したところ、72個フォルダがあったのでたぶんそれくらい出したんだろうと思う。ただ、非常勤講師とか、教員でない仕事(図書館とか大学のインターナショナルオフィス、文化行政部門の非常勤とか)も出したので全部が専任教員の公募ではないと思う。


・出した公募の種類
 ほとんど「英語」だが、「英語」の常勤公募で面接までいったのは二件だけ、どちらも任期付きの仕事。非常勤の英語だと三件くらい面接までいったのだが、最後の一件は既に武蔵が決まっていてお断りに。
 あとは英文学はもちろん、芸術系とかジェンダーの公募も出しまくった。ただ、芸術で実技が入るものは一切出さなかった(演劇系だと「学生の演技指導ができること」とかいう条件があることがあるのだが、絶対無理)。
 間違って「英語学」の公募に2回くらい出してしまったことがある。
 常勤ならどんな地方の公募にも出したが、非常勤は都内と神奈川県しか出さなかった。


・面接までいった件数
 常勤の公募で面接までいったものが8件(任期つきと任期なしはたしかそれぞれ4件ずつ、最後の2件は直前に武蔵に内定して辞退)で、最後はほぼ同時に2件通った。面接に通ったうち2件が「英語」、6件は「英文学」。1件をのぞいて全て関東。
 学振PDも合格していたので就活はやめるつもりだったのだが、結局常勤職に通ったので土壇場で学振は辞退。しばらくポスドクするつもりで、常勤に通るとは全然思っていなかったので驚いた。
 博士号を取得するまではなかなか面接までいかなかったのだが、去年の10/1に博士号を取得後、急に面接まですすむ件数が増加した。


・その他
 とにかくすごい数のお断りの手紙をもらった。もらったそばから捨ててたのだが(とっておく人とか信じられない)、それでも学振に通る頃までは精神的にヤバくなってた。
 2012年の時点ではロンドンに住んでいたのですごい郵便費がかかった。あと、業績を送らないといけないので、抜き刷りをロンドンに持って行くべきだったと思った。
 在学年限の関係で2013年開始の学振PDには応募できなかった。
 非常勤と契約社員で食いつないでいた2013年度は1週間に6日働いてさらに博論の修正をしていたので、本当につらかった。