ベルリン(3)「トポグラフィ・オヴ・テラー」、ロマ殺害追悼祈念碑、おまけ写真

 ベルリンのしめくくりに、連れ合いの希望で「トポグラフィ・オヴ・テラー」に行ってきた。ここは昔SSとゲシュタポの本部があったところで、更地にしたあと(そのまま保存するとネオナチの聖地になりかねないからなのだろうが)ナチスの蛮行に焦点をあてた博物館をたてたらしい。写真とパネルでナチスのヨーロッパ各地における悪行を淡々と解説するというもので、全く扇情的な展示ではないのだがかえってつらいものがある。

 あと、ブランデンブルク門のそばに、ナチスによるロマ殺害の追悼祈念碑ができている。

 にぎやかな公園のすく脇にある追悼の空間である。

 暗い気分になったが、気分を変えてお夕食。ホースラディッシュソースがかかったゆで牛肉と、りんごのシュトルーデル(なぜ花火仕様…)。