「ロンドン 劇音楽の黄金時代」

 三鷹でコンサート「ロンドン 劇音楽の黄金時代」を聴いてきた。

 舞台には多数のキャンドルが置かれ、白地にシノワズリ柄が描かれたチェンバロがあるというなかなか本格的なもの。これにリコーダーと弦楽器を加えて、パーセルやエクルズなど17-18世紀の劇音楽を演奏する。最初はちょっと息があってないように感じられるところもあったが、最後のほうはだんだん演奏ものってきた感じだった。『乞食オペラ』の曲目など、あまり聴く機会のないようなものもあり、とても興味深かった。そしてやっぱりパーセルがいい。『妖精の女王』からの曲目もアンコールで聴くことができた。