フレンチクォーターにはジャクソン広場という大きな広場があるのだが、そこにカビルドという市の参事会の建物遺構がある。ここは博物館になっている。
カビルドのテラスからはジャクソン広場が見渡せる。
展示はニューオーリンズの歴史、とくにニューオーリンズの戦いに関するものが多い。
一番面白かったのは「知られざるルイジアナ・ロックンロールの英雄たち」という特設展示。あまりよく知られていないが歴史的に重要な役割を果たした、地元のポピュラーミュージックの担い手たちを紹介するものである。
「ザディコの王」クリフトン・シェニエの王冠らしい。
「ロックンロールはルイジアナ生まれ？！」
ルイジアナロック地図。
この展示では、日本にいるとなかなか知る機会のないようなザディコとかのミュージシャンについていろんな情報を得ることができたし、また知っているミュージシャンでも「あれはルイジアナのサウンドだったのか！」など気付いて情報がつながることがあり、とても面白かった。
新刊批評の教室 ――チョウのように読み、ハチのように書く (ちくま新書)』をよろしくお願い申し上げます。
