ファウンテンズ・アビーはリポンという小さな街の郊外にあるのだが、このリポンには大聖堂がある。
入るとウサギがお出迎え!実はこのリポン大聖堂はルイス・キャロルゆかりで、私がここに来た主目的もそのためである。
キャロルのお父さんがこのリポン大聖堂で奉職する聖職者だったことがあり、キャロルも作家になる前にしばしばここを訪れていたらしい。そのせいでいくつかキャロルの想像力に影響を与えたと噂されている彫刻がある。
大聖堂じたい綺麗なところで、ちょっとした博物館もある。
聖歌隊席にウサギやグリフォンなどの彫刻がたくさんあり、このあたりがまるでアリスの世界だと評判だ。
壁にもチェシャ猫やハートの女王を思わせる装飾がある。
クリプトはウサギの穴と言われているらしい。
日本から来ましたと言ったら親切に大聖堂の方が解説してくださったのだが、ウソかホントかと思うところもあるけど、たしかにかなりキャロルの世界に近い装飾がなされた大聖堂で、とても面白い。
大聖堂を出て少し街を散策。
お昼はロイヤル・オークという店でサンデー・ローストを頂いた。ここ、肉は美味かったが野菜はかなり微妙で、とくに酢で味付けしたにんじんのマッシュがすごく酸っぱくて不味かった。
スパ・ガーデン。
この公園にはキャロルを記念した彫刻がある。
エリンとチェシャ猫ツーショット。ちょっと怖い。