「ザ・アイリッシュダンス〜ラグース」

 Bunkamuraオーチャード・ホールで「ザ・アイリッシュダンス〜ラグース」を見てきた。

 ラグースは2年前にも来日しており、その時も見に行ったのだが、今回も前回同様、演奏と歌とダンスをバランスよく組み合わせたショーで、リラックスして楽しむことができる。「ダニー・ボーイ」とか「ユー・レイズ・ミー・アップ」みたいなお馴染みの曲が演奏される一方、サービスで「上を向いて歩こう」や「ふるさと」など日本の曲の演奏、またまたスティーヴィ・ワンダーの「迷信」なんかを演奏するなどの遊びもあり、アイルランドの楽器でこういう歌を演奏するのはなかなか変わった味わいがある。ダンスもバラエティ豊富で、エマ・オサリヴァンによるシャン・ノース・ダンス(伝統的なスタイルのソロのダンス)も見ることができるし、ほうきやフライパンなどを使った変わったダンスからお馴染みの伴奏なしでダンサー自身が靴の裏を打楽器みたいに使って踊るダンスまで、いろいろ楽しめる。楽しい演目なのにがら空きだったので、お暇な方は是非…