レスターからバーミンガムに移動し、前から行かねばと思っていた、新規開館したバーミンガム公共図書館へ。
こんなイカれた外観。外にはガイコツまでいる。
内装はスゴくカッコいい。
至る所に地元の小学生がデザインした本の形の椅子が。
歓迎。
まずは最上階のシェイクスピア記念室へ。
シェイクスピア関係のスクラップブックのコレクションがあるというのが実に惹かれる。
三階ではシェイクスピア没後400周年記念の特設展も実施。
ファースト、セカンド、サードフォリオ。
他にも英国ルネサンスの時代のウォリックシャの郷土資料に、刊本や上演まで幅広く貴重な史料を展示。
日本語資料もある。
出口のところに例の有名な「クマに追われて退場」のト書きが!
大満足で退場。
お目当ての展示はここまでだが、他もいろいろすごい。これは四階の屋外庭園。
これはBFIと提携したメディアテーク。無料で古典的な映画を見られる。
子ども図書館。
子育てで親が必要とする本がそろえられてるのもイイ。
バーミンガム市民についてのプロジェクション展示。
いろんなところにシェイクスピアの小展示がある。これは音楽ライブラリーにあった、シェイクスピアの音楽に関するセリフを棚に貼った展示。
子どもコーナーのシェイクスピア展示。
これはラムのシェイクスピア物語。
音楽ライブラリー。
なお、この図書館は劇場とつながっており、総合文化施設のようになっている。ヨーロッパの公共図書館としては最大規模のものだそうだが、デカいだけではなく展示や配架にもセンスがあり、シェイクスピアをはじめとする貴重書コレクションも素晴らしいし、イカれた建物もカッコいいし、まあとにかくびっくりするような図書館だ。英国でも人気の観光地になっているらしいが、それも当たり前だろう。ちょっと一般受けを狙いすぎているという批判もあるようだが、子どもたちにできるだけ本に近づいてほしいという考えがあるのだろうから、そこは理解できる。