サーチギャラリーのローリング・ストーンズ展"The Rolling Stones: Exhibitionism"

 ロンドンのサーチギャラリーでローリング・ストーンズの展覧会"The Rolling Stones: Exhibitionism"を見てきた。

 ストーンズの長いキャリアを反映し、とにかく物量で勝負という感じの展示である。自分でミックスをいじれるブースなどが用意された音源コーナーはもちろん、スタジオを模した展示室でストーンズの製作プロセスをバンドメンバーやスタッフのインタビューを通して説明するコーナーとか、マーティン・スコセッシゴダールの『ワン・プラス・ワン』などなど解説してくれる映画コーナーとか、いちいち豪華だ。使用楽器はすごい数が出展されているし、ステージ衣装だけのコーナーや、有名なベロのロゴについての展示、舞台デザインについての展示などがあり、最後には舞台裏を模したセットの後に3Dシアターがあってそこで「サティスファクション」のライヴ映像を見て終わりという、ストーンズの業績をあらゆる点から回顧してお腹いっぱいになる展示である。個人的にはステージデザインについてのコーナーが一番面白く、A Bigger Bangツアーはロンドンのグローブ座をヒントにデザインしたとか、ストーンズU2のツアーをけっこう参考にしているとか、興味深い話がいっぱい出てくる。
 そしてヤバいのがこちらのシュタイフオリジナルテディ。ここだけで売られているらしい。キースに似てる!