Butterfly東京〜T.YOSHIMURA PRESENTS ボーイレスクショー〜

 「Butterfly東京〜T.YOSHIMURA PRESENTS ボーイレスクショー〜」を見てきた。なんとよしもとが始めたボーイレスク企画で、平成ノブシコブシの吉本崇がプレゼンターである。
 よしもとの若手がボーイレスクをするということでどうなることか…と思っていたのだが、あまりわざとらしい笑いには走らず(まあ、バーレスクっていうのは基本ユーモアがあるものなのだが)、キレイめでセクシーにまとめたショーが多くて予想以上に本格的だった。もちろん初心者なので凄く上手というわけではなく、とくに止めたりためたりするような動かないところに甘さを感じるところもあるのだが、振付とかは実にちゃんとしているし、個性にあった演目をしていると思った。個人的にはガチムチ系でキレイにまとめたパブロ西村と、ひらひら見映えのする服をうまく使ったミゼラブルKが良かったかなと思う。ちなみにトリをとった吉本の織田信長のショーは、お屋形様の具足をマッチョなお小姓が脱がせるというもので、発想は大変良いと思ったのだが、ただお屋形様は全然動かなくて良いので「あ、練習する時間が少ないからこういう構成にしたんだな」と邪推した。
 これ以外に紫ベビードールのメンバーが出演しており、セルゲイの天狗のショーとジルベール・ド・モッコスの「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」のショーはさすがに凄く上手でちょっと技術を経験の差を感じた。これ以外にボーイレスクではなく、シェリーがよしもとの若手と組んだ北風と太陽のショーや、インストラクターのヴァイオレット・エヴァのショーもあり、こちらもとても華やかだった。
↓こちらは最後の撮影タイム。これだとおもしろ宴会芸みたいに見えるが、途中のショーはずっと本格的。