さて、フェスティバル中のストラトフォードに移動し、まずは劇場ツアーを。
フェスティバルシアター。大きな張出舞台があるメインの劇場である。
お庭がある。
銅像。
エイヴォン川とヴィクトリア湖。
劇場ツアーでは稽古場や小道具、衣装の工房などの舞台裏を見せてもらえるほか、フェスの成り立ちや運営などについても詳しく聞かせてもらえる。
劇場ツアーの他に倉庫のツアーがある。
中に入ると…
すごい量の衣装や道具類が保管されている。今までのシーズンで使ったものをいろいろ保存しているそうだ。
衣装は一切、洗濯しないらしい。
洗濯しないので2パターンくらい衣装が必要になることもある。これは『じゃじゃ馬ならし』で使われたもので、右側が普通の衣装、左側は森を歩いてボロボロになった後の衣装らしい。同じ型で左側は裂いたり汚したりしている。
『回転木馬』の踊るクマ。クマ役は左側のような下着を着用するらしい。
こええ。
手の込んだ小鳥。
倉庫のツアーでもいろいろな話を聞けて非常に勉強になった。倉庫にアーカイヴ機能があっていろいろなものが保存されているのは本当に素晴らしいと思う。上演に役立つだけではなく、学問的にも貴重な史料だ。