生まれて初めて広島平和記念公園に行ってきた。
折り鶴タワー。
原爆ドーム。写真では知っていたが、さすがに現物を目の前で見るとショックを受けた。
鈴木三重吉の記念碑。
原民喜の記念碑。
被爆したお地蔵様。
爆心地の碑。島病院というところにある。今も同じ場所に病院がある。
学徒動員の慰霊モニュメント。
いたるところに慰霊碑がある。
何事もなかったように流れる川と鳥。
被爆建築物であるレストハウス。工事中らしい。
被爆樹木。
公園の西のほうにもたくさんの慰霊碑がある。
在日コリアンの慰霊碑。
墓地。
広島平和記念資料館。
残念ながら本館は改修中だそうで、展示は縮小されている。それでもけっこう胃が痛くなるような内容でつらくなった。オーラルヒストリーがこれでもかこれでもかというふうに提供され、被爆が実際に生身の人間に起こったこととして感じられるように展示が組まれている。
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館。ここは被爆者名の記録と祈りのための施設である。ここにもオーラルヒストリー関係の展示がある。
平和記念公園は全体に解説パネルが配置されており、そこが原爆投下前は何という名前の地域で、何人程度の人が住んでおり、どのような産業があったか、そしてそこがどのような被害を受けたかということがわかりやすく説明されている。これに慰霊のためのいろいろなモニュメントや保存建築物などが組み合わされており、戸外をぐるっと歩くだけで原爆の威力がいかに凄まじく、残虐で邪悪な兵器だったのかということがよくわかるようになっている。あまりにもショッキングで絶句する他ないが、それとは別にプレゼンテーションとしてはとても優れていると思う。平和への意志と歴史を記憶するというコンセプトがはっきりしたデザインだ。