前編を見ていないのでよくわからなかった…〜『いつだってやめられる 怒れる10人の教授たち』

 『いつだってやめられる 怒れる10人の教授たち』を見た。

 職にあぶれて海外流出した大学の先生たちが組んで犯罪を…というコメディで、笑えるところはたくさんあったのだが、前作を見ていなかったため正直よくわからなかった…これは三部作の第二部で、第一作『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』のほうは日本で普通に劇場公開されてないそうで見る機会がなく(映画祭でやってて、今一応特集上映でやってるらしいのだが昼しかやってなくてまるで見に行けない時間帯)、この作品は完全に前作を受けて始まって次作(『名誉学位』という副題がついてるらしい)につながるという感じなので、設定があんまりつかめなかった。なんで碑文の研究者がこのチームにいるのかとか、そのへんがわからないと少々きつい。なお、ベクデル・テストは全くパスせず、また学者が10人集まってひとりも女性がいないとは、イタリアの大学の状況っていうのはおそらく日本に似てるのだろうな…となんとなく思った。