NTライヴの日本における受容とSNS上のファンカルチャーに関する英語論文を刊行しました

 初めてアーデン・シェイクスピアの論文集に寄稿しました。Pascale Aebischer, Susanne Greenhalgh, Laurie Osborne, ed., Shakespeare and the Live Theatre Broadcast Experience (Bloomsbury Arden, 2018)です。寄稿した論文タイトルは"The Curious Incident of Shakespeare Fans in NTLive: Public Screenings and Fan Culture in Japan"(「NTライヴでシェイクスピアファンに起こった奇妙な出来事:パブリックスクリーニングと日本のファン文化」)です。
 この論文を書くにあたっては、ツイートを使わせてもらった方々をはじめとしてツイッター上の演劇・映画ファンコミュニティから多大なご支援を受けることができました。アーデンというシェイクスピア業界でも最もよく知られている出版社から論文を出すことで、日本にも演劇や映画のファンがいて独自の文化を持っているんだということを少しは世界の研究者・演劇人に知ってもらえればと思っています。日本のファンコミュニティにすごく感謝しています。専門的な論文で高額なので、あんまり面白くはないと思いますが…まだ自分の手元にも届いてないし…

Shakespeare and the Live Theatre Broadcast Experience

Bloomsbury Arden (2018-07-26)
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