Commentarius Saevus

新刊批評の教室 ――チョウのように読み、ハチのように書く (ちくま新書)』をよろしくお願い申し上げます。

ハムレットのお城、クロンボー城

ハムレット旅美術館

　さてさて、今回の旅のメインのひとつであるデンマークのクロンボー城を目指して、スウェーデンのヘルシンボリからデンマークのヘルシンオアへ、船で出発。

f:id:saebou:20190823044635j:plain — なんとハムレット号という名前。

f:id:saebou:20190823044724j:plain — なんとハムレット号という名前。

　

f:id:saebou:20190823044708j:plain — ヘルシンボリとヘルシンオアは5キロくらいしか離れていない。

f:id:saebou:20190823044650j:plain — ヘルシンボリとヘルシンオアは5キロくらいしか離れていない。

　駅にはハムレットとオフィーリアの銅像が。

f:id:saebou:20190823050355j:plain — オフィーリアもハムレットもちょっと露出度が高くて(オフィーリアは胸をはだけてるし、わかりづらいがハムレットのかぼちゃパンツが妙にぱっつんぱっつん)、これがデンマーク風のシェイクスピア解釈なのかな…

　ハムレットのお城ことヘルシンオア(エルシノア)のクロンボー城。

f:id:saebou:20190823045213j:plain — お城に入城！

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　お堀の水から飛び出ている謎の手の彫刻

f:id:saebou:20190823044758j:plain — 謎のオブジェ…

f:id:saebou:20190823044850j:plain — 入り口から中庭まで。かなり立派なお城である。

f:id:saebou:20190823044910j:plain — 入り口から中庭まで。かなり立派なお城である。

f:id:saebou:20190823045622j:plain — 入り口の近くにあるシェイクスピア像。

f:id:saebou:20190823045122j:plain — いろいろな展示があり、QRコードで読み取れる音声解説などもある。

f:id:saebou:20190823045230j:plain — いろいろな展示があり、QRコードで読み取れる音声解説などもある。

舞踏室で『ハムレット』のオフィーリアのくだりを上演中！

f:id:saebou:20190823045310j:plain — 至るところで『ハムレット』にちなんだ催しをしている。

f:id:saebou:20190823045346j:plain — 至るところで『ハムレット』にちなんだ催しをしている。

f:id:saebou:20190823050128j:plain — ルネサンス風ダンスのデモ。

f:id:saebou:20190823050147j:plain — ルネサンス風ダンスのデモ。

f:id:saebou:20190823045421j:plain — 王座の間には『ハムレット』にちなんだ品々も。

f:id:saebou:20190823045440j:plain — 王座の間には『ハムレット』にちなんだ品々も。

f:id:saebou:20190823045600j:plain — 地下道。けっこう怖い。

　

f:id:saebou:20190823045749j:plain — 中庭で5分間の『ハムレット』ダイジェストを上演中。

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　チャペルもある。

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　塔にものぼれる。

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　クロンボー城は非常にハムレット推しで、ショップではハムレット関連の本などもたくさん売っており、シェイクスピアリアンとしては大変楽しかった。展示も充実してり、フレゼリク2世が極めてパーティ好きで華やかな王様であり、クロンボー城は交通税の収入源(貿易の要所なので通過する船に保護を与えるかわり税金をとる)として潤っていて、賓客をもてなす宮廷としてヨーロッパでよく知られていたということがよくわかる。これが『ハムレット』の背景になっていたわけである。