『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(メモのみ、ネタバレ注意)

 試写で『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』を見てきた。すごく面白かったのだが、これについてはちょっとちゃんとした原稿を書く予定なので、とりあえずネタバレ注意のメモだけ。

・とにかくもう恋愛はダメだ。

・最初はナラティヴが直線的ではないのにだんだん直線的になっていくの、これは語り手であるハーレイが立ち直っていくことを象徴している。

・字幕と耳で聞いた音が全然あってない。とくに固有名詞。

・ハーレイがビーヴァーを持ってるのは女性性の象徴だと思う(ビーヴァーって俗語で女性器を意味するから)。

シェイクスピアリアン必見。『ジュリアス・シーザー』にそっくりの台詞がある。

・ハンサムでゲイでどっかのボンボンでバーニー・サンダースが嫌いで超イヤな資本家って、誰かモデルいます?

ユアン・マクレガーが手袋を脱ぐその仕草、どこのショーガールに習った?

・実はこの映画のマリリン・モンローはハーレイじゃなくブラックマスクなのでは。

ブラックキャナリーモントーヤのバックストーリーがほのめかしだけで説明されていないのはちょっとわかりづらい。

・ハーレイに親近感を抱かざるを得ない。というのも、私もハーレイも (1)博士号を持ってるけどバカだと思われてる (2)明らかに人格に問題ある (3)彼氏以外に基本的にあまり一緒に出かける友達がいない (4)髪の毛がバラバラ だから。

・あの「バラクーダ」の使い方は『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』か?

・妙にスコセッシっぽく撮ってるところがある。

・フラれた時にものを燃やすの、2回目は起こらない。

・とにかくもう恋愛はダメだ(大事なことだから2回書いた)。