練馬区立美術館「ショパン-200年の肖像」展

 練馬区立美術館「ショパン-200年の肖像」展を見てきた。日本とポーランドの国交樹立100年記念企画だそうで、開始が延期されていたがやっと緊急事態宣言解除で始まったものである。ショパン肖像画や手稿、またショパン受容に関する資料などを集めた展覧会で、わりとアカデミックな説明もしっかりしており、肖像画ショパン本人というよりはそれぞれの芸術家のショパン解釈の表れだというようなことを丁寧に説明するパネルがあったり、ショパンが住んでいた時代背景に関するパネルなども充実している。ショパンコンクールが出てくる漫画である『ピアノの森』についての資料も展示されている。

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