2020年に見た舞台から個人的に「この3本が良かった」というものを発表します。劇場で56本(映画館上映を含む)、配信を170本見ました。とりあえずライヴと映像(映画館上映を含む)でそれぞれ別に選びます。映像のほうは「配信や映画館上映がないとたぶん出会えなかった」もので印象に残ったのを3本、選んでいます。
〇ライヴ
- 『gaku-GAY-kai 2020 贋作・十二夜』→年末にとても楽しく、クィアで、ホリデー気分を味わわせてくれるシェイクスピアでした。
- 三島由紀夫没後50周年企画『MISHIMA2020』より『(死なない)憂国』→ライヴエンタテイメントが見られない状況をものすごくしっかり表現したお芝居でした。
- 新国立劇場『リチャード二世』→久しぶりの王道でちゃんとしたシェイクスピアでした。
〇配信
- ベルリン・コーミッシェ・オーパー『クレオパトラの真珠』→全然知らない作品でしたが、抱腹絶倒の豪華な娯楽作でした。
- ラインドイツオペラ『セルセ』→今年は配信でバロックオペラを見まくったのですが、裏『300』みたいなユーモアあふれる演出で本当に笑いました。
- メトロポリタンオペラ『アグリッピーナ』→オペラを見まくった結果、ジョイス・ディドナートのファンになりました。