こなれた再演~『ウィルを待ちながら インターナショナル・ヴァージョン』

 『ウィルを待ちながら インターナショナル・ヴァージョン』を見た。2018年初演なのだが、今回の上演はシビウ国際演劇祭参加を見込んだ改訂版で、英語のセリフなどもある。前回見た時はとてもよくできていると思った一方でわりと苦手なところもあったのだが、今回のプロダクションは前回の印象よりもかなりこなれていて、もっとリラックスして楽しく見られたように思う。最後の演出は相変わらずちょっとビックリする。ただ、字幕がやたらスクリーンの右寄りに表示されていて、これは位置調整の問題かなと思った。