「フェミニズムズ / FEMINISMS」展と「ぎこちない会話への対応策—第三波フェミニズムの視点で」展を見るために金沢21世紀美術館に行ってきた。金沢に行くのは初めてで(学生時代から行きたかったが全然行けていなかった)、金沢21世紀美術館にはとにかく行かないとと思っていた。新型コロナもあるのであまり人に近づかないよう、注意して行ってきた。
あまり美術に詳しくない者の感想としては、「フェミニズムズ / FEMINISMS」展のほうがだいぶわかりやすく、いろいろなフェミニズムがあるというタイトル通りの展覧会になっていたと思う。展示もけっこうインパクトがあるものが多く、碓井ゆいのコインの展示などは大変良かった。一方で「ぎこちない会話への対応策—第三波フェミニズムの視点で」展は、作品それぞれは面白いのだがつながり方がよくわからないところもあり、それこそ全体的に「ぎこちない会話」っぽい感じがした。
コレクション展「Blue」もけっこう良く、充実したコレクション構築をやっているんだな…と思った。アニッシュ・カプーアの「世界の起源」は『ドクター・フー』に出てくるヤバい物体みたいな作品だと思った。