石川近代文学館・石川四高記念文化交流館に行ってきた。同じ建物に入っており、石川近代文学館では「言の葉の緑と花-文学と植物<前編・冬から春へ>」展が実施中である。
近代文学館のほうは、史料は泉鏡花、徳田秋声、室生犀星関連のものをはじめとしていろいろあるのだが、いまいちパネルやビデオの説明が少なかったり、わかりにくかったりする感じだった。たとえば突然西村賢太(石川出身の藤澤清造に私淑していた)の追悼パネルがあったりするのだが、いつお亡くなりになったのかが書かれていなかったりする。また、順路の説明もえらく難しかった。
石川四高記念文化交流館のほうもかなりいろんな史料がある。ちょっと四高を美化している気もしたが、文学館とこういう記念館が同じところに入っているのは良いと思った。