ブルゴーニュ地方のワイン作りに関するドキュメンタリー~『ソウル・オブ・ワイン』(試写)

 『ソウル・オブ・ワイン』を試写で見た。ブルゴーニュ地方のワイン生産に関するドキュメンタリーである。

 私はお酒を飲まないのでワインについては全く知らないのだが、ブルゴーニュ地方のロマネ・コンティをはじめとする伝統的な高級ワインがいかに手をかけて作られているかを見せるドキュメンタリーである。ソムリエや生産者のインタビューの他、生産工程の映像や、樽工場の映像なども入っている。生産者の話によると、畑によって収穫のタイミングなどが全く違い、繊細な気配りが必要だということだ。ロマネ・コンティみたいな高級ワインの畑になると機械化の度合いが少なく、かなりの部分が細かい気配りが必要な人力での作業になってくる。それくらい手間をかけないとよいものが作れないということでもあり、また手間をかけても採算がとれるくらいの高級品だということもあるのだろうと思う。