2022年に刊行したもの一覧

 2022年に刊行したものの一覧です。連載については、まだ本に収録されていないもののみリストしています。今年刊行されたものは短文を含めて43本で、査読論文を1本、単著を1冊出しましたが、教務委員になると本当に忙しくて全然研究ができませんでした。

  1. 北村紗衣「0ページを考える」、チャック・パラニュークサバイバー 池田真紀子訳、早川書房、2021、i-viii。
  2. 北村紗衣「早く大人になることを求められる少女と孤立した青年~『声もなく』」wezzy、2022年1月16日。
  3. 北村紗衣「汗牛充棟だより4  新春のシェイクスピア劇」『白水社の本棚』2022年冬号、pp. 6-7。
  4. 北村紗衣「稽古場からスクリーンへ~ナショナル・シアター・ライブ『ロミオとジュリエット』シネマカフェ、2022年2月7日。

  5. 小森謙一郎、戸塚学、北村紗衣編『人文学のレッスンー文学・芸術・歴史』水声社、2022(共編著・寄稿)。
  6. 北村紗衣「モニカ・ヴィッティをしのんで~今こそ語りたい『唇からナイフ』の魅力」wezzy、2022年2月19日。
  7. 北村紗衣「『スヌープ・ドッグのお料理教室』を読んで考える、料理と「男らしさ」の問題」GQ、2022年3月2日。
  8. 北村紗衣「[セッション報告]ワークショップ1 誰が「決める」のか:即興演劇の上演形式「The Bechdel Test」における主人公像の協働構築の方法」『Repre』44、2022年。
  9. 北村紗衣「英国パブリックスクールが作る悪しき「男子文化」~Posh BoysとOne of Them」wezzy、2022年3月13日。
  10. 北村紗衣「[『ヘンリー五世』ブルーレイ付属]解説」、2022年3月25日。
  11. 北村紗衣「お砂糖とスパイスのいろいろ」『書肆侃侃房20周年記念冊子 本は旅立つ』書肆侃侃房、2022年3月、12-13。
  12. 北村紗衣「「美しい」王をどう表現するか?――『リチャード二世』の演出と受容」『Shakespeare Journal』8(2022)、57-68。
  13. 北村紗衣「「男らしい」コメディ、「女らしい」オペラ~レオス・カラックス監督『アネット』」wezzy、2022年4月16日。
  14. 北村紗衣「汗牛充棟だより(5)ウィキペディアジェンダーウクライナ」『白水社の本棚』2022年春号、6-7。
  15. 北村紗衣「『LEAN IN』はどこからやってきた? フェミニズム的ビジネス書がベストセラーになった背景」wezzy、2022年5月14日。
  16. 北村紗衣「フェミニズムは何を意味していて、いつ始まって、いつまで続くのか?」『社会図書総目録2022-2023』人文図書目録刊行会、2022年5月、iv-vii。
  17. 北村紗衣「[書評]Diana E. Henderson and Kyle Sabastian Vitale, ed., Shakespeare and Digital Pedagogy: Case Studies and Strategies (The Arden Shakespeare, 2022)」『人文情報学月報』第130号、2022年5月31日。
  18. 北村紗衣「うぬぼれ屋さん、この文章もたぶん自分のことだと思ってるんでしょ?」『反「女性差別カルチャー」読本』、タバブックス、2022、pp. 16-19。

  19. 北村紗衣「1990年代のインターネット映画と女性――『ユー・ガット・メール』と『ザ・インターネット』」『シモーヌ』6 (2022年6月)、pp. 38-43。
  20. 北村紗衣「『LEAN IN』はどこにつながったのか? ギークガールのロールモデルとシリコンバレーの闇」wezzy、2022年6月11日。
  21. 北村紗衣『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門文藝春秋、2022(単著)。
  22. カリーナ・ファン・ダレン=オスカム「デジタル人文学における多様性のさまざまな側面」、北村紗衣訳、『人文情報学月報』第131号前編、2022年7月。
  23. 北村紗衣「最大でサイテーのファンが語るスーパースターの人生ー「憧れ」とバズ・ラーマン」『キネマ旬報』2022年7月下旬号、pp. 24-25。
  24. 北村紗衣「汗牛充棟だより(6)大宅壮一文庫ウィキペディアを書く」『白水社の本棚』2022年夏号、6-7。
  25. 北村紗衣「嫌われものを授業に取り込む――英日翻訳ウィキペディアン養成セミナープロジェクト」、崎山直樹、二宮祐、渡邉浩一編『場現の大学論―大学改革を超えて未来を拓くために』、ナカニシヤ出版、2022、pp. 165-176。 
  26. 北村紗衣「My Best Songs in MCU――MCU「あの曲、あの場面」ベスト3」添野知生、高橋芳朗『マーベル・シネマティック・ユニバース音楽考 映画から聴こえるポップミュージックの意味イースト・プレス、2022、95。
  27. 北村紗衣「[劇評]DULL-COLORED POP『プルーフ/証明』」『科学史研究』302(2022年7月)、172-175。
  28. 北村紗衣「流行語を百科事典に載せるとは?ーウィキペディアが記録する現代のことば」『ユリイカ2022年8月号 特集=現代語の世界——若者言葉から語用論まで』2022年8月号、77-83。
  29. 北村紗衣「誰の詩でも楽しめる観客で良かった」『現代詩手帖』2022年8月号、60-61。
  30. 北村紗衣「夫がカルトを始めたら?~キャサリン・ヘップバーン&スペンサー・トレイシーの異色作『火の女』」wezzy、2022年8月13日。
  31. 北村紗衣「質疑応答②」鈴木淳、鈴木晃仁『関東大震災と東大医学部第二外科――東京大学ヒューマニティーズセンターオープンセミナー第57回より』東京大学連携研究機構ヒューマニティーズセンター、2022、31-32。
  32. 北村紗衣「発達障害と診断された私~ASDとADHDだとわかるまでに出会った本や映画について」wezzy、2022年9月10日。
  33.  北村紗衣「魔女と幻想――『奥さまは魔女』と『ワンダヴィジョン』」『文藝』2022年冬季号、276 - 285。

  34. 北村紗衣「『人魚姫』は何の話なのか?~『リトル・マーメイド』の原作に戻る」wezzy、2022年10月8日。
  35. 北村紗衣「汗牛充棟だより(7)突然バズった『フランス革命史ー自由か死か』」『白水社の本棚』2022年秋号、6-7。
  36. 北村紗衣「ギークガールを通して描く、現代のプリンセス像──映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』」『GQ』、2022年11月11日。
  37. 北村紗衣「知られざるプレコード映画の世界(1)~実は奥深い映画規制「ヘイズ・コード」」wezzy、2022年11月12日。
  38. 北村紗衣「深い読みは役に立つけど、役に立たせすぎてはいけない」『フェミニズムのつどい「ある本屋」活動報告』、本屋lighthouse、pp. 32-35。
  39. 北村紗衣[無題](コメント)、『エトセトラ』8、pp. 110-111。

  40. 犬丸治、北村紗衣、児玉竜一、ビュールク・トーヴェ、司会:日置貴之「座談会:SNS時代の歌舞伎批評と研究」、『歌無伎:研究と批評67 日記からブログ、SNSまで』67、2022、pp. 5-31。
  41. 北村紗衣「知られざるプレコード映画の世界(2)ニーチェにかぶれたヒロインが悪賢く人生を取り戻す『紅唇罪あり』」wezzy、2022年11月12日。
  42. 北村紗衣「なぜシェイクスピアジョージ・ルーカスもエミリ・ディキンスンも恋に落ちねばならないのか?~『恋におちたシェイクスピア』の功罪」『Right Margin――英詩研究会10周年記念詩文集』英詩研究会、2022年、92-103。
  43. 原田勝弘、北村紗衣「ゲームとジェンダーポリティカル・コレクトネス」、青山学院大学知財と社会問題研究所編『知的財産で社会を変える』、同友館、2022、16-93。