新年の決意

 新年になりましたが、決意は毎年同じ、「とにかく仕事をしない」です。座右の銘は「お断りします」「できません」「無理です」ということにしたいと思っています。

 2019年はそんなに売れると思っていなかった新刊『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』が意外に売れたせいで急に多忙になり、あまり論文を書けませんでした。とりあえず査読を通った英語の論文と日本語の論文が1本ずつあるのと、雑誌の発行が遅れている英語の劇評が3本、刊行待ちです。既に刊行されたものとしては、4月と9月に『ユリイカ』にスパイク・リー論とクエンティン・タランティーノ論を書きました。他にすごくいろいろ短い文章を書いたのですが、業績まとめは3月の年度末にやろうと思っています。

 2019年に一番大きい出来事だったのは、TBSラジオの『アフター6ジャンクション』に出たことです。愛聴していた番組で、『ウィークエンド・シャッフル』の時にはロンドンからメールで投稿もしてたので、出られてとても嬉しかったです。スノーボーダーが初めてXゲームズに出るとか、そのくらいは自分の中で大きいイベントでした。あと、単著『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち:近世の観劇と読書』が研究関係の賞を2つももらったのも大変嬉しかったです。