アラン・ベネット

狂気の時のほうが、人間~NTライヴ『英国万歳!』

NTライヴで『英国万歳!』を見てきた。アラン・ベネットの有名戯曲で、アダム・ペンフォード演出のノッティンガム・プレイハウスでの公演を収録したものだ。 www.youtube.com 実はこれはロンドンで一度見たことがあるのだが、戯曲の構成としてはけっこうゆる…

淡々と進む物語〜『ミス・シェパードをお手本に』(ネタバレあり)

アラン・ベネット原作、ニコラス・ハイトナー監督『ミス・シェパードをお手本に』を見てきた。舞台の映画化である。 ベネットの半自伝的作品で、実際に役柄として著者アラン(アレックス・ジェニングズ)が登場する。アランの家の玄関前にバンをとめて住んでい…

ポモセクシュアリティと歴史〜『ヒストリー・ボーイズ』

けっこう前になるのだが、世田谷パブリックシアターでアラン・ベネット作、小川絵梨子演出『ヒストリー・ボーイズ』を見た。なんか私、この芝居を本で読んだ気がしていたのだが、見てみたら覚えがなかったので勘違いだったみたい… 舞台は80年代シェフィール…

アポロ座『国王ジョージ三世の狂気』〜裏『英国王のスピーチ』

アポロ座でアラン・ベネットの『国王ジョージ三世の狂気』(The Madness Of George III )を見てきた。これは『英国万歳!』として映画化されたので見た人もけっこういると思うのだが、ロンドンのメジャーどころでの上演はナショナルシアターでの初演以来らし…