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『キネマ旬報』2月上旬号に『イニシェリン島の精霊』のレビューを書きました。書誌情報は以下のとおりです。 北村紗衣「暴力と図書館~『イニシェリン島の精霊』をめぐって」『キネマ旬報』2023年2月上旬号、pp. 53-54。 キネマ旬報 2023年2月上旬号 No.1913…
『白水社の本棚』冬号に『ジョン王』のことを書きました。書誌情報は以下の通りです。 北村紗衣「汗牛充棟だより(8)シェイクスピアの不人気作『ジョン王』」『白水社の本棚』2023年冬号、8-9。
今月のwezzyの連載は『フィメール』(Female)です。1933年の映画ですが、男性部下にセクハラしまくり女性社長が恋に落ちるというなかなかとんでもない映画です。なお、記事に書かなかったのですが、この映画のロケをしたフランク・ロイド・ライトによるお屋敷…
2022年に刊行したものの一覧です。連載については、まだ本に収録されていないもののみリストしています。今年刊行されたものは短文を含めて43本で、査読論文を1本、単著を1冊出しましたが、教務委員になると本当に忙しくて全然研究ができませんでした。 北村…
青山学院大学知財と社会問題研究所編『知的財産で社会を変える』に、バンダイナムコスタジオで『鉄拳』シリーズのプロデューサーをつとめている原田勝弘さんとの対談が収録されました。大変充実した対談で、めったにない経験になりました。他にもいろいろ興…
英詩研究会10周年記念詩文集『Right Margin』に『恋におちたシェイクスピア』論を書きました。「なぜシェイクスピアもジョージ・ルーカスもエミリ・ディキンスンも恋に落ちねばならないのか?~『恋におちたシェイクスピア』の功罪」という文章で、表題作の…
今回のwezzy連載記事はプレコード映画『紅唇罪あり』(1933)のレビューです。これは残念ながら日本語字幕のついたソフトが出ていないのですが、それがもったいない面白い映画です。バーバラ・スタンウィック主演で、不景気の時代に虐待を受けていたヒロインが…
『歌舞伎:研究と批評』67の座談会に参加しました。「特集 日記からブログ、SNSまで」の巻頭座談会です。全く歌舞伎に詳しくないのですが、舞台芸術とSNSということでお呼び頂きました。書誌情報は以下の通りです。 犬丸治、北村紗衣、児玉竜一、ビュールク…
『エトセトラ』vol. 8に、「オープンレター 女性差別的な文化を脱するために」全文と、2月25日に訴訟を起こした時の記者会見コメントが掲載されました(pp. 104-111)。私はオープンレター訴訟では訴外なので、コメントは別の名誉毀損裁判のものです。 エトセ…
本屋lighthouseより刊行される読書会刊行報告のZineである『フェミニズムのつどい「ある本屋」活動報告』に寄稿しました。「深い読みは役に立つけど、役に立たせすぎてはいけない」(pp. 32-35)というタイトルです。 books-lighthouse.com
今月よりwezzyでヘイズ・コードとそれ以前の映画についての特集を始めます。1回目は「知られざるプレコード映画の世界(1)~実は奥深い映画規制「ヘイズ・コード」」ということで、実際にみんなあまり読んだことはないのであろうヘイズ・コードについての解…
GQに『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のレビューを書きました。完全にネタバレしているのでお気をつけください。タロカンの国のヴィジュアルやネイモアがいいよねみたいな話はどうせみんな書くだろうと思ったので、シュリ中心に書いています。 …
10月31日発売の『週刊現代』11月5日号に、選書インタビュー記事が出ています。pp. 114-115「わが人生最高の10冊」です。 週刊現代 2022年11月5日号 [雑誌] 講談社 Amazon
10月20日のポリタスTVにて、「石井千湖の沈思読考」で『文藝』の魔女特集に執筆した「魔女と幻想――『奥さまは魔女』と『ワンダヴィジョン』」『文藝』2022年冬季号、276 - 285が触れられました。どうもありがとうございます。 文藝 2022年冬季号 河出書房新社…
新刊『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロードージェンダー・フェミニズム批評入門』(文藝春秋、2022)の書評が『キネマ旬報』11月上旬号にのりました、河野真太郎さんが書いてくださり、142-143ページに掲載されています。 なお、同じページに寄稿した『マー…
『週刊金曜日』9月30日号p. 53の、斉藤正美さんによる『エトセトラ』Vol.7の書評で、私が寄稿した『反「女性差別」カルチャー読本』(タバブックス、2022)と『シモーヌ』Vol. 6が触れられていました。 週刊金曜日 2022年9/30号 [雑誌] 金曜日 Amazon エトセ…
『白水社の本棚』にピーター・マクフィー『フランス革命史ー自由か死か』(永見瑞木、安藤裕介訳、白水社、2022)がid:nikubetaさんのツイートで突然バズった件についての記事を書きました。書誌情報は以下の通りです。 北村紗衣「汗牛充棟だより(7)突然バズ…
今月のwezzy連載はアンデルセンの『人魚姫』についてです。『リトル・マーメイド』のキャスト問題にあわせて、そもそも原作にもアイデンティティとかパッシングのテーマ系は強くありますよねって話をしています。比較対象としてトニ・モリスン『青い眼がほし…
『文藝』2022年冬季号の魔女特集に『奥さまは魔女』と『ワンダヴィジョン』についての原稿を寄稿しました。書誌情報は以下の通りです。 北村紗衣「魔女と幻想――『奥さまは魔女』と『ワンダヴィジョン』」『文藝』2022年冬季号、276 - 285。 文藝 2022年冬季…
雑誌『美的』2022年11月号p. 183に新刊『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門』(文藝春秋、2022)の書評がのりました。 美的(BITEKI) 2022年 11月号 [雑誌] 小学館 Amazon また、『北海道新聞』にも、以前『西日本新聞』…
映画『よだかの片想い』に簡単な推薦のコメントを寄せました。 notheroinemovies.com
『週刊文春』9月22日号「東西大学名物講義」p. 137に、私が武蔵大学で実施している授業である「インターネット・イングリッシュ」(ウィキペディアの授業)と「イギリス文学ゼミナール」のことが載りました。 週刊文春 2022年9月22日号[雑誌] 文藝春秋 Amazon
今月の連載は、最近発達障害と診断されたことについて書きました。 wezz-y.com
『西日本新聞』、『ダ・ヴィンチ』10月号、『週刊金曜日』9月9日号に新刊『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロードージェンダー・フェミニズム批評入門』の書評がのりました。短期間に3本も書評が出てありがたいことです。 www.nishinippon.co.jp ダ・ヴィンチ …
文春オンラインに武田砂鉄さんと実施した新刊イベントの記事が出ました。また相撲のラジオ中継の話をしております。 bunshun.jp お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門 (文春e-book) 作者:北村 紗衣 文藝春秋 Amazon
鈴木淳、鈴木晃仁『関東大震災と東大医学部第二外科――東京大学ヒューマニティーズセンターオープンセミナー第57回より』東京大学連携研究機構ヒューマニティーズセンター、2022に質疑応答が掲載されました。こちらのセミナーでコメント役で登壇した時の記録…
今月のwezzy連載はヘプバーン&トレイシーの映画『火の女』についてです。 wezz-y.com
寄稿した『現代詩手帖』が刊行されました。ジェンダー関係の特集で、『ハミルトン』について短文を書いています。書誌情報は以下のとおりです。 北村紗衣「誰の詩でも楽しめる観客で良かった」『現代詩手帖』2022年8月号、60-61。 現代詩手帖2022年8月号(雑…
『白水社の本棚』に書いた大宅壮一文庫ウィキペディアエディタソンのレポートがウェブ公開されました。こちらで見ることができます。
『ユリイカ』「現代語の世界」特集が刊行されました。ウィキペディアにはどういう新語の記事があるのかといったようなことを書きました。書誌情報は以下のとおりです。 北村紗衣「流行語を百科事典に載せるとは?ーウィキペディアが記録する現代のことば」『…