デヴィッド・ボウイ
『スターダスト』を見た。1971年、『世界を売った男』を出したばかりのデヴィッド・ボウイ(ジョニー・フリン)が渡米し、マーキュリー・レコードの広報担当であるロン・オバーマン(マーク・マロン)とプロモーションツアーをする様子を描いた伝記ものであ…
デヴィッド・ボウイの最晩年のプロジェクトであるミュージカル『ラザルス』を有料配信で見た。ボウイのお誕生日から命日まで3日間、配信されるものである。2016年のロンドン公演の収録で、2018年5月にニューヨークで上映されたらしい。 lazarusmusical.com …
日本語版ウィキペディアでデヴィッド・ボウイの[[サフラジェット・シティ]]の記事を翻訳+加筆で作りました。ただこれ、デュラン・デュランのメンバーとかフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドがカバーしてるらしいんですが、アマゾン以外まともな出典がな…
『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』を見てきた。リュック・ベッソン監督の新作で、この映画を作ったヨーロッパコープの屋台骨が傾くレベルで大コケしたSFである。 舞台は西暦2740年。主人公である捜査官ヴァレリアン(デイン・デハーン)とローレリーヌ(カーラ…
トッド・ヘインズの新作『ワンダーストラック』を見てきた。 1927年(モノクロ)と1977年(カラー)に分かれた2つの話が展開する。1927年パートでは、サイレント映画のスターである母リリアン(ジュリアン・ムーア)に会うため家出してニューヨークに行く、生まれ…
デヴィッド・リーチ監督『アトミック・ブロンド』を見てきた。壁崩壊直前のベルリンを舞台に、イギリスの切れ者スパイ、ローレン(シャーリーズ・セロン)の諜報活動を描いたスパイアクションである。 画像の質感とか撮り方とかは昔風の雰囲気なのだが、展開は…
天王洲アイルで「DAVID BOWIE is」展を見てきた。既にイギリスで見ていてその時に詳しい感想を書いており、あまり印象は変わらなかったのだが、『映像の世紀』や『戦場のメリークリスマス』についてのインタビュー資料などがロンドンで見た時よりも増えてい…
ドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』を見てきた。ヴィクトリア&アルバート美術館で行われた展示に関するドキュメンタリー映画である。既にイギリスで展示を見ており、記憶をたどりながら見た(日本版も行く予定)。展示の見所やトークショーを織…
『フランシス・ハ』の監督、ノア・バームバックの新作『ヤング・アダルト・ニューヨーク』を見てきた。 ニューヨークに住んでいる中年の夫婦、スランプに陥っているドキュメンタリー映画監督のジョシュ(ベン・スティラー)とプロデューサーのコーネリア(ナオ…
京都の立命館大学で行われた表象文化論学会第11回大会に参加しました。 私は「デヴィッド・ボウイの宇宙を探査する」という企画パネルを出したのですが、これは基本的に「このタイミングでボウイの業績について少しでもアカデミックに論じておかないといけな…
表象文化論学会第11回大会のプログラムが出ました。詳細はウェブサイトをごらんください。 今回の大会は7/9-10にかけて京都の立命館大学で行われます。今回はパフォーマンスがなく、かわりにメインシンポジウムのあとに企画パネルがあります。こちらは私が組…
リドリー・スコット新作『オデッセイ』を見てきた。宇宙飛行のミッション中、火星での事故により死んだものと思われ、ひとり火星に取り残されてしまったマーク・ワトニー(マット・デイモン)が地球に生還するまでを描いたハードSFである。 違った、こっちだっ…
『クロニクル』を見てきた。既に話題の映画なのでもうあらすじは書く必要ないし、どこが面白いとか言う必要すらないのかもしれないと思うのだが、シアトルを舞台に超能力が使えるようになった高校生三人の青春の光と影(というか爆発というべきか)をPOV(とも…
ヴィクトリア&アルバート博物館でデヴィッド・ボウイ展(David Bowie Is...)を見てきた。デヴィッド・ボウイの業績と、ボウイが音楽のみならず現代のファッションや美術に及ぼした多大な影響を探る展覧会で、若い頃から今までのボウイの映像や実際に着たステ…