新刊『学校では教えてくれないシェイクスピア』 をよろしくお願い申し上げます。

こうもり

あまり演出が好きになれなかった~日生劇場『こうもり』

日生劇場で『こうもり』を見た。アンドレアス・ホモキ演出、エリアス・グランディ指揮によるものである。 けっこう変わった演出である。この作品では登場人物がいろいろ他人のフリをするのがキーポイントなのだが、このプロダクションでは通常は実際に貴族で…

軽くて楽しい上演~アイリッシュ・ナショナル・オペラ『こうもり』

パヴィリオン劇場でアイリッシュ・ナショナル・オペラ『こうもり』を見てきた。デイヴィ・ケレハー演出、リチャード・ピアソン指揮によるプロダクションである。 小さい劇場でやるのでわりとこじんまりした感じなのだが、そのぶん親密感がある。セットには照…

短めの上演~ザクレブ・クロアチア国立劇場『こうもり』(配信)

ザクレブ・クロアチア国立劇場『こうもり』を配信で見た。1月9日に上演されたものである。明るい感じの上演でお正月っぽく気楽な楽しいプロダクションだが、ふつう『こうもり』は3時間くらいかかるはずなのに上演時間が2時間少々で、終盤がけっこうカットさ…

年末らしいにぎやかな上演~新国立劇場『こうもり』

新国立劇場で『こうもり』を見た。パトリック・ハーン指揮、ハインツ・ツェドニク演出による上演である。 年末らしい華やかで楽しい上演である。第一幕は書割みたいなセットで、ウィーンの街角やアイゼンシュタイン夫妻の家を比較的開放的な感じで見せている…

秘密がたくさんある舞台~日生劇場『こうもり』

日生劇場で『こうもり』を見てきた。川瀬賢太郎指揮、アンドレアス・ホモキ演出のものである。『こうもり』は既に一度、生の舞台で見たことがあるのだが、わりと風変わりな演出でやや咀嚼しにくかったところもあったので、今回はもう少しオーソドックスな演…

モダナイズの難しさ〜東京芸術劇場、日本版『こうもり』

東京芸術劇場でヨハン・シュトラウスの『こうもり』を見てきた。オリジナルは19世紀ウィーンの社交界を舞台にしたものだが、こちらの上演は舞台を現代日本にし、主役のアイゼンシュタインは東京に住むオーストリア人の証券ディーラーに、妻のロザリンデは元…